【実際やってみた!】公共交通機関で行く!お伊勢詣り
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スタッフ名:筒井
渥美半島に住んでいると、伊勢神宮は中々に近いため、周囲も色々気軽に回ろう…とついつい車を使ってしまいがち。しかし、天下の”お伊勢さん”のお膝元ともなれば、公共交通機関充実、車などなくてもスイスイと旅行できてしまうらしいのです。
ここは一つ、遠方からお越しのお客様と同じ気持ちで、公共交通機関を使ったお伊勢詣りに行ってみよう…!(そして一大観光地の交通網の凄さを体感してこよう…!)と思い立ちまして、お伊勢さんへ行ってまいりました。
◆外宮も含めてみっちり見て回りたい方には、朝一番の伊勢湾フェリー(日により変わりますが、大抵8:10発)がオススメ。7:00オープンの休暇村の朝食はあまり食べられませんが、その分はおかげ横丁などで買い食いしましょう。
◆いっぱい歩くのはさすがに厳しいから内宮とその周辺だけで、という方は、9:30発のフェリーで十分。これなら、朝食バイキングもしっかり食べてから出発できます。
さあ、気持ちのよい船旅で一気に(55分で!)三重県・鳥羽市へGOです!
フェリーの降り口からすぐの所にひっそり佇む周遊バス『CANばす』の停留所。フリーきっぷはお安いのですが、伊勢まで時間がかかるのがネック。
今回は時間を有効に使いたいということで徒歩5分の近鉄『中之郷』駅へ。個性的な駅舎の無人駅です。
中之郷駅からは2分程度で鳥羽駅。
ここから、
●内宮へは『五十鈴川駅』(近鉄)下車。(鳥羽駅からは15分程度)
その後、バスで『内宮』まで約15分、もしくは、
バスで『神宮会館前』まで約10分、下車しておはらい町の観光を楽しみながら内宮、というルートもあります。
●先に外宮から!という方は『伊勢市駅』(近鉄)下車。(鳥羽駅からは20分程度)
その後、500mの外宮参道(外宮前の商店街)を徒歩10分で『外宮』です。
外宮前が寂しかったのも昔のお話。今は雰囲気の良いお店がどんどん立ち並んでいるのです。
二見浦から参る!というコアなルートは、フロントでご案内します
今回は、多くの方が利用なさる①外宮→②内宮・おはらい町 コースで行きました。
神宮内部は、許可を頂戴しないと画像を載せられないため、いつか皆様がお参りなさる際までのお楽しみ、ということで…
外宮内の所要時間は、
●『正宮』だけを見るショートコースなら約40分、
●『風宮』・『多賀宮』他、別宮も見て回る
バッチリコースなら1時間少々、
●さらに、(今は浸水被害の為長期休業中ですが)
伊勢神宮が良く分かる資料館・『せんぐう館』も
じっくり見て回るなら90分位、といったところです。
さて、お次はメインの『内宮』。
『外宮』―『内宮』の間(5.5km)は、①バス、②徒歩、③タクシー の3つの移動方法があります。
時間に余裕のない我々に、1時間程度かかる②徒歩は選べないとして、
問題は①バスと③タクシー、どちらが良いか、です。ご人数構成やお時間などで、お好みでご選択ください。
①のバスの場合、三重バス55系統で15分ほど、料金は大人430円です。元々本数がある程度ある上、臨時便が出ることも。ただ、臨時便も満車になるまで出発しないので、バスの時間と合わない時は少し待つことになります。
②のタクシーの場合、やはり所要時間は15分ほど。外宮横に乗り場があるのでつかまえるのは簡単です。大体2,000円程度掛かりますので、人数が少ない時はちょっと使いづらいかもしれません。
そんなこんなで、噂通り簡単に、『内宮』・『おはらい町』へ到着です。
ちなみにお昼時のおはらい町・おかげ横丁は大変混み合いますので、入店してのご昼食などをご予定の方は少し早めの時間に訪れるか、逆に遅めの時間にしてみるなど、内宮のお参り時間などで調整してみてください。
内宮の所要時間は、
●別宮はあまり寄らないショートコースで約70分、
●荒祭宮・子安神社もしっかり回るコースで約90分、
さらに追加で、おはらい町の観光が60~150分、といったところです。
今回、外宮・内宮を回り、門前町で食べ歩きも楽しみましたが、伊勢湾フェリーの16:30鳥羽発 で帰ってくることができました(万が一これに間に合わなくてもまだ最終便17:40発もあります)。これなら、入浴してからの夕食でも時間があります。
休暇村に連泊して中日はお伊勢さん詣り、というのも定番コースですので、公共交通機関でお越しの方もご心配なく、是非、お試しください。
秋はお宮参りにピッタリなシーズン。
フェリーと電車で気軽にお伊勢詣りと参りましょう♪
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