まだ間に合う! 東海七福神「春の大祭」2019
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スタッフ名:筒井
3月になりましたね! 桃の節句が終わったら、渥美半島には『東海七福神 春の大祭』がやってきます。
『東海七福神』とは、今から61年前、渥美半島にある名刹七ヶ寺に七福神を祀り、巡拝できるようにしたもの。年に2回・春と秋の大祭の日はツアーバスが何台も出て、一際多くの参拝者で賑わいます。
特に、今回は秋の倍も!!!? 人出があるという「春の大祭」。河津桜や菜の花まつりの観光がてら、七福神も巡ってみませんか?
どんな感じなのかは、こちらの秋の大祭のブログをどうぞ
七つのお寺で入手できる、七福神巡り専用の『七福帳』。各お寺の頁にご朱印を押してもらいます。
朱印のデザインも格好良い、初心者(まだ巡礼1回目の)七福帳。朱印の量でベテラン勢はすぐ分かります。
この大祭の日は、普段ちょっと入りづらい本堂に上がれたり、地元特産物の露店が立ったりと魅力が満載。七つ全部回る暇がない方でも、少しのぞいて見るだけでも楽しいのでオススメです。
初めて巡ってみようと思う! という方は、どうか豊富に小銭をお持ちください。 ←大事。
七ヶ所も拝観しますので、お賽銭も七ヶ所分欲しいところなのです。
さらに、ご朱印を押してもらうのにも各お寺で100円必要です。
檀家の方々が甘酒や御味噌汁などのお振る舞いと笑顔とで接遇してくださるので、それなりに寸志も置いていきたくなります。また、お賽銭箱やお供えをしたくなるような場所は、一寺一ヶ所とは限らないのです。
のどかな地方故、簡単に大きなお札をくずせるようなお店も都合よくは見つかりませんので、小銭は…小銭はとっても大事です(※あくまで、懐が寂しめの個人の感想です)。
ああ~…寸志をもっと置いていきたい、置いていきたいんですけどちょっと…お財布の中のメンバーがですねぇ……ッ ということにならないよう、事前にバッチリご用意ください。
そして、初心者様にさらにお伝えしておきたいことがもう一つ。
”一日でじっくり周る! 東海七福神”の攻略のキモは、わたくしが勝手に予想しますに、七ヶ寺のほぼ真ん中・『泉福寺』でございます。
国道からすぐの所にある「成道寺」や「瑪瑙寺」、町中にある「潮音寺」や「城宝寺」など、東海七福神巡りの大抵のお寺は車で行きやすく、また見つけやすい所にあります。
しかし「泉福寺」(上画像)だけは、ちょっとした”秘境”でございます(七福帳のお寺紹介頁を以ってして、「人里を離れた」と明記される程に…)。お寺への略地図も、道のりが3箇所も”省略”マークで略された上、その先にいろは坂のようなくねくね道が描かれております。
途中からのくねくね道は、あちこちで細く、車がすれ違うことができません(ところどころ路肩は設けられています)。大祭の日は観光バスが何本も来るので、間が悪いとくねる坂道をバックで広いところまで戻ることになったりもします…(ペーパードライバー殺し!)。
お時間に余裕があるようでしたら泉福寺だけは、バスがいっぱいやってきてしまう前に参拝してしまうのが宜しいかと存じます。(ちなみに他のお寺は、バスと一緒の方がお振る舞いも出店の販売も活発だったり気兼ねなく利用しやすくなる為、ツアーバス到着の繁忙タイムがオススメです♪)。
ただ、この泉福寺、行き返りはドキドキですが、”渥美半島有数の古刹”だけあって大変素敵な所です。
「本堂の障子一枚開けたら岩肌!!」という大変格好良い、ザ・山寺。山頂からの眺めが美しく、霊験あらたかという水体観音霊水もあります。派手ではないかもしれませんが、霊気と歴史をしみじみと感じられるイチオシの名刹でございますので、是非こちらもしっかり訪れてみてください。
語りきれないのですが、他にも見どころがイロイロ!
三河田原駅近くの「城宝寺」。敷地内にある田原市で一番大きな古墳は、大祭の日だけ入ってお参りできます。
太平洋側の「瑪瑙寺」では、本四国八十八箇所のお砂踏みが大祭の日のみ登場。みんなで楽しく?踏みます!
どのお寺も、古くからこの渥美半島を見守ってきてくださったいずれ劣らぬ名刹たち。
じっくり拝観すれば普段でも、どこもありがたく、また興味深い場所なのですが、やはり大祭の日はお寺の(ご本尊の?)露出度が違います。歴史深く、ありがたい境内におじゃまする絶好の機会です。
是非、ご都合のつく方は大祭の日にお出かけください。
お気をつけください!2019年春の大祭は3月『11日』です!
前日10日も、11日も、まだ空室ございます♪ ご検討ください