さらやきこようかん!?
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スタッフ名:鈴木
11/17のブログで土器や陶磁器について紹介させていただきましたが、その土器や陶磁器がどのようにつくられたのか興味が湧き、実際に焼いたとされる窯跡が保存されている田原市皿焼古窯館(さらやきこようかん)に行ってきました!
田原市皿焼古窯館(さらやきこようかん)は当館よりお車で10分ほどの渥美運動公園内にあります。
渥美半島周辺では生活必需品の焼物が平安時代から盛んにつくられていたそうで、たくさんの窯元があったらしく、その中で最も状態が良く発見された12号窯を保存、修復して建設された資料館です。
建物の中の古窯をガラス越しに見て中に入ろうとしましたが・・・鍵が掛かっています。
中に入る場合は運動公園の事務所に行き必要事項を記入すると鍵を貸してくれるとの事・・・早速借りて中に入りました。展示はこの12号窯のみですが、渥美窯の中で実際の窯跡の構造を見ることが出来る唯一の施設で観光マップにも詳しく記載されていない隠れたスポットです!
渥美窯(あつみよう)は瀬戸焼や常滑焼に肩を並べる焼物で平安時代から鎌倉時代に生産地として栄えたそうですが鎌倉時代末期には衰退しその存在も周辺の開発に伴う工事で昭和39年に発見されるまでは分からなかったようです。歴史のロマンを感じる皿焼古窯館・・・前回紹介させていただいた渥美郷土資料館とともに訪れてみてはいかがでしょうか?
田原市皿焼古窯館(さらやきこようかん)
所在地 田原市小塩津町
営業(開館)時間 9:00~17:00
休館日 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
利用料金 無料
駐車場 あり
問い合わせ先 0531-38-0111(渥美運動公園競技場事務室)
備考 入館を希望される方は、渥美運動公園競技場事務室へ