白波轟々!唐桑半島の奇岩「巨釜・半造の折石」
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スタッフ名:勝田
休暇村気仙沼大島から車を約30分走らせると、大島北側の対岸に広がる唐桑半島へと行くことが出来ます。今回は台風通過後の快晴を見計らって唐桑半島イチオシのビュースポット「巨釜・半造の折石」に行ってきましたのでご紹介します。
手前に広めの駐車場があるので車でも気軽に行けます。
駐車場入口には奥には公衆トイレと自販機もあります。
駐車場脇の遊歩道から岬を降りていけます。遊歩道の後半は路面が土と岩場の区間があるのでスニーカーがあると安心です。
リアス式海岸の断崖絶壁やマツ林、太平洋を臨みながら遊歩道を下っていくにつれ、轟々と唸る波の音に近づいているのがよく分かります。左手には陸前高田の広田湾も見えます。
遊歩道の先にある展望所。ここから折石が見えます。
眼下の断崖絶壁の先はもう海です。
「スカシユリ」
潮風吹く海岸や断崖絶壁の岩場に咲くユリ科の多年草。
オレンジ色の花びらと赤い斑点が特徴です。
台風通過後ということもあって波は幾分収まった印象でしたが、それでも轟音を立てて押し寄せ、引いていく白波は圧巻です。間欠泉のように立ち昇る波も見応え十分。
「巨釜」の名称は湾の岸壁に打ち付け、泡立つ白波の様子を煮立った釜に見立てたことに由来します。
「折石」
まるで海から柱が生えたような高さ16m、幅3mの岩です。展望所からはやや見下ろして見えます。
名称の由来は1896年の明治三陸津波に襲われた際に約2mあった先端部が折れたことから。
唐桑半島はリアス式海岸の特徴が特に現れた地域で土地の高低差が激しく、その景色は大島とはまた違った魅力があります。気仙沼へお越しの際には立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
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