みちのくひとり旅67 鳴子ダム
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スタッフ名:吉田
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今回紹介するスポットは宮城県の北西部大崎市にある治水・利水・水力発電の為の特定多目的ダム、「鳴子ダム」です。
ここは気仙沼から車で約2時間、東北有数の温泉郷としても知られる鳴子温泉の北にあります。
鳴子ダムは北上川水系の江合川にあり、1940年代のカスリーン台風やアイオン台風で北上川水系が未曽有の大洪水を起こしたことで計画されたダムです。
1958年に完成した94.5mの高さを持つアーチ式コンクリートダムで、日本初の純国産アーチ式ダムでもあります。
ダムによって形成された人造湖は荒雄湖(あらおこ)と名付けられています。
この鳴子ダムは紅葉で有名な「鳴子峡」やこけしで有名な「奥州三名湯」の一つの鳴子温泉に程近い場所にあり、ダム湖の荒雄湖を含め栗駒国定公園に指定されているます。
春の新緑の時期には、雪融け水によるダム天端からの放流が見られ、秋には鳴子峡から荒雄湖に至る江合川一帯が鮮やかな紅葉に包まれることもあり四季を通じて観光地となっています。
また元々の目的が治水がメインだったこともありこの鳴子ダムを含めた北上川水系上流部のダムは石巻など下流部の人々の洪水対策の悲願でもありました。
皆様も是非観光地であり、北上川水系の洪水対策の悲願でもあり、そして昭和期日本の建設技術の結晶でもある鳴子ダムへ足を運んでみてはいかがでしょうか。
歴史を知った上で観光すればきっと目の前の景色への感動だけでなくその景色に多くの人々の物語が見え、そして心にも深く刻まれるはずです。