『サンセット・サンライズ』 ブックラウンジ新春の一推し
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スタッフ名:畠山
サンセット・サンライズ
新年あけましておめでとうございます。
ブックラウンジから新春一推しの作品をご紹介します。
まもなく公開予定、あの菅田将暉主演映画「サンセット・サンライズ」の原作小説です。
作者は気仙沼市お隣の岩手県一関市出身の人気作家、楡周平さん。舞台は三陸海岸沿いの港町。
釣り好きの大手企業勤務の会社員が、コロナ禍のテレワークを機に、「お試し移住」を始めることから繰り広げられる、人間臭くも心温まる物語です。
「なじょした」・「ほんだな・・・・・・。」・「んだべぇー」・「もう、いいんでねえが」などの方言の他、様々な郷土グルメが登場し、三陸地方の豊かな自然と暮らしがテンポ良く鮮やかに描かれており、五感が刺激されます。
物語終盤には、この地域ならではの切なく涙なしてはいられない展開を経て、作品のタイトルにたどり着きます。ぜひご一読を。
そしてなんと、気仙沼大島を含む気仙沼市が映画のメインロケ地です。
乞うご期待。
大島のからのサンライズ
気仙沼へのサンセット