飯能のシンボル「天覧山」の自然と歴史
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スタッフ名:富樫
こんにちは。奥武蔵ハイキング担当の富樫です。
今回は、飯能市民なら遠足などでほとんどの方が登っている
「天覧山」の自然と歴史をご案内します。
天覧山は飯能市街地の北西にある標高197mの低山です。
一体が県立奥武蔵自然公園に指定され、埼玉県指定の名勝第1号でもあります。
奥武蔵自然歩道をはじめ、ハイキングコースが整備されており、週末にはたくさんの
ハイカーや家族連れの姿が見られます。
2015年には、日本全国で500ヶ所ある「生物多様性保全上重要な里地里山」の一つに
選ばれています。
天覧山のふもとに「能仁寺」があります。
室町時代(1501年)、飯能の武将・中山家勝が曹洞宗の名僧を招いて
禅道場を開いたのが始まりとされており、能仁寺に祀られていた愛宕権現にちなんで、
天覧山は「あたご山」と呼ばれていました。
また山頂付近に一六羅漢があります。
羅漢とは、悟りを開いた立派なお坊さんの事です。
なぜここに羅漢があるかというと、五代将軍の徳川綱吉が病気になったとき、母の桂昌院が
病気の治癒を祈ったところ、完治し、それはありがたいということで、お礼に十六羅漢を奉納
されたというお話があります。
それもあって、あたご山から「羅漢山」と呼ばれるようになりました。
明治16年(1883年)に明治天皇が、山頂で辺衛兵の演習を統監されました。
これを機に、天皇の「天」・ご覧になったの「覧」をとって、今の「天覧山」と呼ばれるように
なりました。
また、三島由紀夫さんのSF小説「美しい星」(昭和37年発表)の物語にも、天覧山山頂の
展望台や明治天皇の行幸記念碑の記述があり、三島由紀夫さんが飯能で綿密な調査を
行なった様子がうかがえます。
低山の天覧山ですが実はもっとたくさんのエピソードがあります。
またいつかブログでご紹介します。
気軽に登れる山ですが、山頂からの景色は素晴らしいので、是非登ってみてはいかがでしょうか。