休暇村に暮らす野生動物
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スタッフ名:貝沼
皆様 こんにちは。
周囲を自然に囲まれた、休暇村ならではの来客をご紹介します。
最近よく見かけるのはこちら、アナグマです。
体長40〜60cm、日本固有の在来種です。熊の仲間ではなくイタチの仲間。縦に黒いアイシャドウを入れたような目が特徴的です。アナグマという名前が付けられているように、地面に巣穴を掘ってそこをねぐらにして子育てをします。
雑食性で、甲虫やミミズ、どんぐり、果実を食べます。
どちらかというと性格は温厚で、他の動物とあまりケンカをせず、静かに暮らす傾向があります。人間が近づいてもすぐに威嚇したり慌てて逃げたりせず、落ち着いていることが多いです。
それでも野生動物ですから、気安く近づくべきではありません。防衛本能から、向かってくる敵にはその鋭い爪と牙で攻撃してくることも珍しくありません。
とりわけ繁殖期(4〜6月)は気性が荒く、指や足を噛まれたりする事故が実際に起こっています。予期せぬ近距離での遭遇やイヌの散歩などで犬が威嚇した場合などは危険なので、すぐに距離をとってなるべく刺激しないようにしましょう。