トラベルマガジン

旅行記

2026.06.05

ナウマンゾウの住んでいた信濃町・野尻湖

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スタッフ名:小田桐

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ほどよく田舎、ほどよくリゾート信濃町
山の木々も新緑が美しく、目に優しい緑が広がってきました。今回ご紹介するのは、長野県北部にある信濃町です。野尻湖や黒姫山に囲まれた自然豊かな町です。観光地として有名な軽井沢や善光寺ほどの賑わいはありませんが、(むしろそこがいいところで)その分だけゆったりとした時間が流れています。今回は、そんな信濃町で私がよく訪れる場所、またおすすめしたい場所をご紹介したいと思います。
             
道の駅しなの
道の駅しなのは、地元で採れた高原野菜や果物、加工品などが並び、季節ごとの信州の味覚を楽しむことができます。

夏には信濃町の特産品であるとうもろこしやぼたこしょう、秋にはりんごやきのこなど、その時期ならではの農産物が店頭に並びます。今の時期には、根曲り竹や山菜も多く見られました。信州では、この根曲り竹と鯖缶でお味噌汁を作るのが一般的です。そのため、根曲り竹が店頭に並ぶ時期には、スーパーから鯖缶が消えて入手しづらくなる現象が起こります。鯖缶が消えた空っぽの棚を見ると、あぁ春だなぁと感じます。 道の駅しなのは、スーパーではなかなか見かけない野菜も多く、見ているだけでも楽しくなります。信濃町インターのすぐ近くにありますので、アクセスもとてもいいです。お車でお越しの際には、ぜひお土産探しにご利用ください。

 ちなみに野菜以外のお土産も豊富で、黒姫高原牧場のむヨーグルトや、えんめい茶など、ちょっとしたお土産にちょうどいいものがあります。地元の和菓子店「菓子庵まつりや」の小林一茶(信濃町出身)の俳句や世界観をモチーフにした最中も販売しています。あんこがぎっしり、でも軽い、最後までとても美味しくいただけました。「くろひめ舎」の抹茶のパウンドケーキもしっとりしていて、ほんのり抹茶の苦味が効いていてとても美味しかったです。くろひめ舎さんは実店舗を持っていないため、道の駅しなのと古間郵便局でのみ焼き菓子を購入できます。グルテンフリーの焼き菓子を作られています。2026年中に実店舗を持つ予定があるそうなので、完成したらお店にも行ってみたいと思います。

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珈琲占野
信濃町には他県からの移住者が多く、移住者の方々が経営する魅力的なお店が点在しています。そのひとつが珈琲占野です。

月に一度、一週間だけオープンする珈琲屋さんで、ご主人と奥様のお二人で営業されています。事前予約制、住所非公開、謎に包まれた珈琲屋さん、それだけでなんだか気になりませんか?
 
Googleマップなども公開していないため、口コミも一切ない珈琲屋さんですが、インスタグラムのフォロワー数は2.5万人。口コミが口コミを呼び、国内外にファンが多くいらっしゃいます。
   
お店の利益や回転率を考えれば、通常のカフェ営業をした方がお客さんを一度にたくさん呼ぶことができると思いますが、珈琲占野では、一週間のうち、珈琲ノ席を1日2回(1回あたり最大5名)までという定員を設けているのも特徴的です。来てくれたお客さんに対して美味しい珈琲と甘味を提供して終わりではなく、珈琲を楽しむための珈室(こしつ)で、窓の外に広がる美しい自然や、珈琲を目の前で淹れてもらえる空間、その場で生まれたお客さん同士の会話、その場だけの世界観を楽しんでもらいたいという、占野ご夫妻なりのおもてなしが詰まった営業スタイルなんだなぁと感じました。私たちが今回煎れていただいた珈琲と甘味はどれも素晴らしく、今まで飲んできた珈琲というものの概念が覆される感覚すらありました。もしかすると珈琲に苦手意識のある方こそ、行くべき場所なのかもしれません。それほどの衝撃が走りました。          
             
 

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野尻湖とナウマンゾウ博物館
信濃町を代表する景色といえば、やはり野尻湖。湖畔を歩くと、水面を渡る風や鳥の声が心地よく、季節ごとに異なる表情を見せてくれます。春から秋にかけてはSUPやカヌー、ヨットを楽しむ人の姿も見られますが、何もせず湖を眺めているだけでも十分贅沢な時間です。
             
湖畔には別荘やサウナ施設も多く、フィンランド式サウナでじっくり温まったら、黒姫山の伏流水を引いた水風呂に入るか、もしくは野尻湖に入ることもできます。地元の方だけではなく、県外からのサウナファンも多いのですが、最近は海外からの移住人気も高まり海外のお客さんも増えているそうです。

私が好きなのは今の時季の朝の野尻湖です。風が穏やかな日は湖面が鏡のようになり、周囲の山々を映し出します。朝の観光客が少ない時間帯は特に静かで、信濃町らしい穏やかな風景を楽しむことができます。

そんな野尻湖は、湖底からナウマンゾウの化石が見つかった場所としても知られています。ナウマンゾウの化石(ほぼ全身)や旧石器時代の人々が使っていた石器などが発見されています。信州の氷河時代について学びたい方は、湖畔から歩いてすぐの場所に「野尻湖ナウマンゾウ博物館」がありますので、ぜひそちらで実際に野尻湖から出土した化石や遺物をご覧ください。館内には4万円前の植物や昆虫化石などもあり、湖畔を散策した後にかつてこの地を駆け巡っていた氷河期の生き物たちの痕跡に触れる時間はまさに太古のロマンを感じる最高の体験となりました。

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信濃町のまとめ
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今回は信濃町についてご紹介しました。これからの季節は、信濃町の特産品である甘くて美味しいとうもろこしの季節がやってきます。「もろこし街道」と呼ばれる街道には、7月下旬〜8月下旬まで信濃町で採れたとうもろこしが並びますので、緑の美しいこれからの季節、ぜひ信濃町へお出かけください。

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最寄りの休暇村

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