~星の物語~
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スタッフ名:大西
みなさんこんにちは!
気温も上がり、本格的な夏が早くも見えてきましたね!
さて、今日は星座にまつわるギリシャ神話をお話してみようと思います。
今回はこれからが見頃のさそり座と冬の代表的な星座、オリオン座にまつわるお話です。
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あるところに“オリオン”という
ギリシャいちの力を持つ狩人がいました。
オリオンは自らの力に自惚れ
「たとえ神であろうと自分の力には叶わないだろう」と
慢心を抱いていました。
このことに腹を立てたのが神々の王であるゼウスの妻、ヘラでした。
ヘラはオリオンを より小さくみすぼらしいもの で退治してしまおうと考えていました。
ある日、オリオンはいつものように
狩りをする為に森へと入りました。
すると突然、オリオンの足に激痛が走ります。
オリオンが足元を見るとそこには一匹のサソリ。
オリオンはヘラの使わせたサソリに足を刺されてしまったのです。
サソリの毒がオリオンを苦しめ、ついにオリオンは力尽きてしまいました。
やがてオリオンは天に上げられ冬の星座になりました。
ところがオリオンを刺したサソリも天に上げられ星座になっていたのです。
オリオンは星座になった今でもサソリを恐れ、さそり座が東の空に現れる頃に
西の空へと逃げていくのです・・・。
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これが冬の星座「オリオン座」と夏の星座「さそり座」のギリシャ神話です。
(簡潔に纏めさせていただきました ^^;)
有名なお話なので聞いたことがある方も多いと思います!
これからのシーズンはさそり座はもちろん、夏の大三角や天の川などが綺麗に見られると思います。
ぜひ、夜空を見上げてみてはいかがでしょうか♪