ホテル朝食の定番
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スタッフ名:榎本
レストランの榎本です。
ホテル朝食で定番中の定番、スクランブルエッグ。
当レストランでご用意しているものは、一般的な「卵とバターの旨味」に加え、隠し味として魚介系の出汁が入っています。
このことを知って、「これは洋食の一品のみならず、和食にもマッチする可能性がある」と考えた私は、スクランブルエッグを基調としたアタマのどんぶりをいろいろ試してみました。
今回は、その中で見つけたオススメのアレンジ(丼)をご紹介します!
スクランブルエッグに魚介出汁が含まれていることを知って真っ先に考えたのが醤油との相性だったので、最初は醤油とスクランブルエッグのみのシンプルな丼にしていましたが、実際に食べてみたところ、ここに甘みが加わると卵で綴じた丼にかなり近づくように感じました。
そこで、甘みと出汁のブーストを兼ねて筑前煮を合わせてみたら相性がよく、ついでに木の葉丼風にさつま揚げも入れてみたのが今回のオススメのアレンジになります。
ただしスクランブルエッグのバター感がなかなか強く、加える風味の要素を筑前煮のみにしてしまうとスクランブルエッグに飲まれてしまうため、調味料として山女醤油とはちみつを回しかけて塩味と和風味を足しています。
また、不定期ではありますが、サラダコーナーに時折登場するスライスオニオンを足すと、さらに卵とじ丼の風味に近づいてオススメです♪
ホテル朝食でついつい食べてしまうスクランブルエッグ。
洋風朝食の一部にされることが多いお料理ですが、ひと手間加えて和朝食としてもぜひお楽しみください。