雪山を求めて安達太良・鬼面山へ
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スタッフ名:高梨
( ↑↑ 休暇村周辺の雪原の様子 3月28日 )
( ↑ 土湯峠から見た安達太良山・鬼面山)
裏磐梯の積雪はいよいよ少なくなってきました。そろそろ雪とお別れです。
それで今日は、最期の快適な雪山歩きを楽しむために、安達太良山の最北ピーク、鬼面山(1482m)に行ってきました。
休暇村裏磐梯から車で約30分の国道115号線の土湯峠近くの野地温泉ホテルのすぐ脇から登りました。
( ↓ 野地温泉ホテルからの鬼面山)
鬼面山という名の山は日本各地にあるようですが、だいたいは急峻な岩壁を持つ山で、岩壁を鬼の面(つら)に見立てて名付けられているようです。安達太良の鬼面山も見事な岩壁が連なっています。安山岩質の岩壁でわずかに弧を描きながら連なっていることから、昔の大きな爆裂火口壁の一部とも解釈されていますが、これが火口の一部なら火口全体は非常に雄大です。荒川の源流帯を挟んで北に連なる吾妻山系高山の南側の急斜面帯がその火口の北の輪郭とも考えられます。
さて、ホテルからすぐダケカンバの多い樹林帯のゆるやかな雪原をスノーシューで登ります。傾斜は一様で障害物は全くなく非常に登りやすいです。30分ほど登ると標高1270m程度の旧土湯峠になります。ここから南へ緩やかな稜線を登りつめます。
30分ほど登ると、もう傾斜80度ほどの岩壁の上の一角に出ます。
もし強烈な西風が吹くと、岩壁から落ち命はありません。幸い風もなく福島盆地を見下ろしながら快適に雪上を歩きます。
福島盆地を望む(盆地の中に針葉樹に覆われた信夫山が見えます)
樹林帯は、やや背の低いミネザクラ主体となり、枝が顔や頭にあたって少し歩きにくいです。毛糸の帽子をやめて日本手ぬぐいを山伏の頭巾のように縛り登りました。
岩稜帯が終わると登山道は傾斜がきつくなり、強風のため岩の登山道が露出するようになります。スノーシューでは歩きにくくなり雪のあるところを歩きます。ただし雪を求めすぎると雪庇を踏み抜く心配も出るので稜線からほどほどの距離感で歩きます。これもルート・ファインディングの一種で、雪山を歩く技術と言えましょう。
( ↓ 鬼面山山頂と、となりの安達太良最高峰の箕輪山 )
さて20分ほどで山頂です。
なだらかで、周りの景色が抜群です。
一番の見ものは、やはり吾妻連峰の雄姿でしょう。
右(東)から、高山、東吾妻山、中吾妻山、西吾妻山、西大巓と1900~2000mクラスの山が5座並びます。
鬼面山山頂は標高1482m、隣にそびえる箕輪山は1728m、吾妻連峰は1900~2000mクラスで、まだまだ雪はたっぷりあります。
スノーシューとゴアテックスの雨具(アウター)、羽毛ジャケットの三種の神器は、冬山登山を手軽なものにしました。しかし、当日の天気が良かった場合にのみスタートする日帰り雪山だからの話です。天気が良くてもルート選びは慎重さが必要ですし、天気が悪い場合は山に近づかないことです。くれぐれも天気・自分の体力・経験と相談して!
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