こくわ、あけび、山ぶどう・・・ ~秋の実りが揃いました!
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スタッフ名:高梨
裏磐梯は今、実りの秋を迎えております!
裏磐梯の秋の進み方は、例年、だいたい次のとおりです。
秋の草花の季節(8月中旬~10月中旬)
↓
秋の実りの季節(9月下旬~10月中旬)
↓
秋の紅葉の季節(10月中旬~11月上旬;ピークは10月下旬)
※ 標高800m前後の場合
で、今は、休暇村の探勝路周辺では秋の実りがよく目に付きます。
(コクワ)
休暇村本館すぐわきの茂みの中は、コクワのつるが多く、この実が大好きなクマが薄暗い明け方に時々やって来るようです。(人間に危害を加えることはまずありません。7月11日のブログを参照)
コクワは、別名サルナシとも言い、実の大きさは長さ3㎝ぐらいです。
コクワの断面を見てみるとキウイフルーツそっくりで、味もキウイフルーツそのものです。
(山ぶどう)
山ぶどうは、休暇村周辺では特に多いつる植物で、豊作の年には見事な群生が見られます。
(アケビ)
アケビは、あまり上に延びないつるなので、探勝路の両脇に見事な群生をつくります。
(カラハナソウ)
カラハナソウの実は、ビールづくりに欠かせないホップです。(実際に使われているのは、栽培種のセイヨウカラハナソウの実)
日本の野生のホップということになりますが、実を口に少し含んでみると、華やかでほろ苦いビールの香りがします。
以上、ここまでの実りは、すべてつる植物なので、磐梯山の噴火による岩なだれの堆積地には、特に多いです。(4月4日、7月11日のブログ参照)
特にカラハナソウ以外の実りは、野生動物たちの重要な秋の食料です。
(トチの実)
さて次は、トチノキの実、トチの実です。栗のようにとても美味しそうに見えますが、人間が食べるまでには、渋抜きとあく抜きで大変な手間がかかります。クマもさすがに食べませんが、縄文人は食べていました。東北のあちこちの山村では、今でもトチ餅として食べ継がれています。狩猟採集の縄文文化がベースの東北人が、農耕文化ベースの弥生人の子孫より根気強いと言われるのは、こんな所にあるのかもしれません。
(キノコ)
最後はキノコです。菌類の分類はとても多様で難しく、何というキノコか、食べられるかどうか私は知りませんが、とてもメルヘンチックでかわいいキノコなので、秋の実りとして載せました。
秋って、やはり素敵です!
(裏磐梯地域は、ほとんどが国立公園内になりますので実の採集は慎むべきです。観察のみにとどめ、自然のしくみを知り、楽しみましょう!)