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2021.03.13

裏磐梯の現在の残雪状況 ~春の訪れ早まりそう??

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スタッフ名:高梨

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 3月中旬、今、世は春を待つ思いに満ち満ちていますが、裏磐梯の積雪はまだかなりあります。この時期、地域や場所によって「春」の進み具合は大きく違うので、裏磐梯の今の姿をお伝えしておきましょう。
 
 まず残雪の様子ですが、これは同じ裏磐梯でもかなり違います。雪が西~北からの季節風によりもたらされ、地形や建物などの存在、風上か風下か、吹きだまり等により大きく違うからです。また流水のある所では雪解けが早まります。一方、年による多い少ないの幅が、最近、大きくなっているようです。

 五色沼の東入口にある裏磐梯ビジターセンターでは、毎年、毎日、積雪を計測しており、その結果を積雪推移のグラフに表しています。次がそのグラフになります。(積雪が雪積となっているのは愛嬌ですね)

 
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 今季のグラフ(一番太い折れ線)は、2月3日までしかまだ線を結んでいないとのことですが、最深積雪は2月10日の120㎝、最新データは3月10日の20㎝とのことでした。
 実はこれ、測定値として少なすぎます。私自身、元ビジターセンター職員だったので分かりますが、積雪ポールを立てる位置が今年は建物に近すぎ、建物の影響が出たのです。周囲全体の状況から、今年のここの状況はグラフ値にプラス20~30㎝で適当と思われます。
 休暇村のある小野川原~狐鷹森周辺では、地形の影響からか、これよりさらに20㎝程度多くなります。

 次の写真は、休暇村キャンプ場駐車場の様子です。
 
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 地域の積雪の状況を数値化するには、地域内をあちこち歩いてみて、平均的と思われる場所をさぐりあて、複数回ポールを立てて計測し、その値を平均化します。
 こうした方法では、休暇村キャンプ場駐車場の74㎝が、3月10日現在の休暇村周辺の平均的な値と思われます。(上の2枚の写真です)

 いずれにしろ、グラフからも今年の積雪は例年通りか、やや少ない年と言えそうです。12月中旬にしっかり積雪があったため、スキー場やフィールドでは雪の心配がなかったので、「雪の多い年」との感覚もありましたが、そうでもないようです。例年、3月末までほぼ「白一色の世界」ですが、どうも今年はそれより早く、懐かしい土の香りがしてきそうです。
 
 4月は、あちこちに土が見えて吹きだまりや除雪でまとめられた雪と土の地面がまだらに混在する季節、5月になると残雪は辺りから見えなくなり、春の花と新芽の季節となるのが平均的な春の足音です。

 
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 上の写真は、小野川湖の西の丘陵、通称「お立ち台」(小野川湖の朝日で有名な写真撮影スポット)からの小野川湖と安達太良山です。一番始めの写真も、「お立ち台」からの磐梯山です。近景の雪原の様子をご覧ください。

 次の3枚は、休暇村から歩いて5分にある曽原湖の氷上の様子です。氷は、私が乗っても全く大丈夫な状況でした。
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 またあまり根拠のないことですが、桧原湖のワカサギが腹の中で抱卵するのが今年はかなり早いとの世人の指摘です(春近くにならないと普通は抱卵しない)し、ムシカリの「シュワッチ」が大きくなるのも早かった、との印象もあります。

今年の春は、少し早く来るかな・・・??
 
と思うのは、私も春を待ち焦がれているから・・・??
 
   (今日の写真は、すべて今年3月9,10日撮影のものです。)

※ 「シュワッチ」とは、ウルトラマンが空を飛ぶ姿に似た、ムシカリ(別名オオカメノキ)の花芽と葉芽のようす(最後の写真)のことです。
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 今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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