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2021.07.19

裏磐梯に生育する身近な外来植物

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スタッフ名:岩崎 春平

皆さんこんいちは!いつも休暇村裏磐梯のスタッフブログをご覧頂き誠にありがとうございます!

今回は裏磐梯に生育する外来植物を紹介していきます。

セイヨウタンポポ

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セイヨウタンポポはキク科タンポポ属の多年草で、ヨーロッパからの帰化植物です。
環境省が指定する要注意外来生物であり、日本の侵略的外来種ワースト100にも認定されています。
日本の在来種であるタンポポとの違いは、苞(ホウ)と呼ばれる花を支える萼の様な部分が反り返っているのがセイヨウタンポポ、反り返っていなければ在来種のタンポポとなります。
セイヨウタンポポは1900年代初頭に北海道の札幌市に持ち込まれたことで全国に広がったと言われています。
その要因として考えられるのは、生命力と繁殖力の高さです。成長点が地面近くにあるため引き抜かない限り、切り取ってもその切片から新たに発芽してしまいます。又、セイヨウタンポポは、開花時期が定まっておらず一年中花を咲かせることが可能であること、昆虫などを媒介とする受粉をせずとも単体で生殖が可能であるため繁殖が容易だと言えます。
裏磐梯周辺のタンポポもほとんどがセイヨウタンポポであると言えます(タンポポを見るたびに裏側を確認しています。笑)

ハルジオンとヒメジョオン

ハルジオン
ヒメジョオン
ハルジオン・ヒメジョオンはキク科ムカシヨモギ属に分類される多年草で、北アメリカからの帰化植物です。こちらも環境省が指定する要注意外来生物であり、日本の侵略的外来種ワースト100にも認定されています。
1920年代に観賞用として持ち込まれ、その後遺伝子変化で除草剤に耐性のある個体が出現したことにより全国に拡大したと言われています。
共に黄色の筒状化と白色の弁状花からなるこちらの花は見分けるポイントがいくつかあります。1つは花期です。ハルジオンは4月から6月。ヒメジョオンは6月から10月となっています。2つ目は弁状花の形です。ハルジオンは弁状花が糸状なのに対し、ヒメジョオンは1つ1つの花弁がしっかりとしています。3つ目は茎が空洞か否かです。ハルジオンは茎が空洞化しており、ヒメジョオンは茎に空洞はありません。ですが、3つ目の分類方法はあまりお勧めしません。こちらの花は別名を“貧乏草”といい、花を折ると貧乏になると言われているからです。笑 その他にも背の高さや花の数などでも見分けることができます。
裏磐梯周辺でも両者見ることができ、この時期はヒメジョオンがそこら中に咲いています。

シロツメクサ

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シロツメクサはマメ科シャジクソウ属の多年草で、ヨーロッパからの帰化植物です。
先ほどの3種類とは違い、要注意外来生物には指定されていません。なぜなら、雑草防止や土壌侵食防止、土壌を強化する緑化資材としてプラス面での効果が非常に高いからです。しかし、刈り取りや踏みつけに強く高い耐久力・繁殖力により全国に成育範囲を拡大しています。シロツメクサはクローバーの別名を持ち、特に4枚葉は「四葉のクローバー」として子供たちに人気があります。笑
シロツメクサは、江戸時代のオランダとの交易の際にガラス器を衝撃から守る緩衝材として日本にやってきました。箱に詰められた白い花ということから、「シロツメクサ」という名前になったといわれています。明治以降にも牧草として導入され本格的に全国に広がり、今やどこにでも生えている草というイメージがあります。
裏磐梯周辺でも園地や駐車場付近にたくさん生えています。
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いかがでしたか!いつも何気なく見ている植物は、実は日本の在来種ではないものもあるんです。探勝路散策や登山など植物に触れる機会があるときは是非、外来植物や植物の環境問題にも着目してみてください!

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