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2023.02.04

休暇村裏磐梯は化石の宝庫? !!

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スタッフ名:高梨

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 休暇村裏磐梯に到着し玄関を通ると、すぐ天井の高いロビーになります。そしてこのロビーの床、ベージュ色の豪華な石材でできていることに気付くでしょう。

 実はこの石材、イタリア産の大理石です。チェックインのためフロントのデスクに手をかざすと、そこもイタリア産の大理石でできております。

 
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 大理石は結晶質石灰岩とも呼ばれ、貝、サンゴなど石灰質の殻をもつ生物の遺骸が大量に海底に堆積し、あるいは石灰質の沈殿物となり、それらが地下深い所で熱変成を受けて結晶質の硬い岩石となったものです。
 ベージュ色をした大理石は、白、グレー、赤などの他の色の大理石より熱変成の程度が弱いため、化石が一番残りやすいそうです。
 
 さてそんなわけで、建築石材のなかに化石となった大昔の生物が見られたりもするのですが、休暇村裏磐梯ではどうでしょうか? 何があるでしょうか? 探してみましょう!
 
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 ややっ!! ありました!! こんなものが!!

 
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 これはアンモナイトです!!

 昔、日本では「アンモン貝」などとも言いましたが、巻貝ではなくイカやタコに近い仲間です。その証拠に、うずまきの内部には次の写真のように「隔壁」という仕切りがあります。
 (これはアンモナイトの親戚ともいえるオーム貝ですが、アンモナイトも同じです。その次の化石に隔壁が何枚も見えますね。)

 
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ここにも!!  これもそうだなあ?! 
 
 
これはちょっと大きい!ロビーの中ほどです。
中央の破片にも隔壁が見えますね。
 ホテルライフには少し変な格好ですが、フロアに腰をかがめ手をついて探してみると、数センチ~十数センチメートル大の白っぽい固まりは、全部アンモナイトの殻かと思えてきます。石材としてスライスしたものなので切断面でうまくアンモナイトの殻のつくりが分かるものは多くはないですが、探してみると、アンモナイトらしい渦巻き状のものが現在12個見つかっております。
 
 白っぽい固まりが全部アンモナイトだとすると、45㎝平方の石材1枚に少なく見ても40個はあります。大理石の床は587平方メートルあり、石材は2800枚ほど使われています。すると全部でアンモナイトの殻が10万個以上あることになります!!! 
 
「うわっ、休暇村裏磐梯は化石の宝庫だ!!」と、きっと声が上がるでしょう!
 
 こうした大理石、世界中で石材として使われていますが、日本ではJR東京駅丸の内南口、大手町読売新聞社ビル、日本橋三越本店、日本橋高島屋などでも使われています。特に三越と高島屋のものはここのものとそっくりでほぼ同じアンモナイトが含まれ、「街中化石探し」として有名になっているようです。

 
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 アンモナイトは、上の図のような姿で海中を浮遊したり海底を歩いたりして生活していたようです。しかし恐竜と同様に約6600万年前に地球上から絶滅しました。その親戚といえるオーム貝(ノーチラス)だけは、南洋の海にいまも生き延びております。

 これらの化石は、ヨーロッパ南部が海だったころの約1億5千万年前のアンモナイトです。それがアルプス~ヒマラヤ造山運動で高い山脈ができたのに付随して陸上の岩石の一部となり、石材として掘り出されています。

 アンモナイト類が地球上に生息していたのは、3億5000万年前より6600万年前までの2億9000万年間。私たち人類ホモサピエンスは、400万年前より現在までの400万年間で、アンモナイトの生息期間のまだ70分の1・・・。
 
 休暇村裏磐梯の床にたわむれていると、こんなに多くのアンモナイトがどうして絶滅したのだろう? 地球に一体何が起きたのだろう? 人類もやはり絶滅するのだろうか!?・・・ と、思いが巡ります。
                                                                    
 
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 皆様も、休暇村裏磐梯でアンモナイトの化石探しをしてみてはいかかですか?!

 
(↓ 最後の写真は、4月の休暇村ロビーです。)
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