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2023.12.09

今年、最も多くの流星が見られる日!!

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スタッフ名:高梨

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 それは12月14日深夜~15日未明です。

 年間三大流星群のひとつ、ふたご座流星群が最良の条件でその極大が見られます!
極大時は、15日の午前4時ころです。

(上の写真;2001年11月19日のしし座流星群:高梨撮影)
(次の写真;2001年11月19日のしし座流星群:高梨撮影)
 
 
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ふたご座流星群とは?
 毎年きまって12月上~中旬にふたご座の方向から多くの流星が出現する流星群です。
 
 
流星とは?
 星座をつくる星(恒星)が流れるのでなく、太陽系空間で運動している砂粒~小石ほどの微小天体が、地球と衝突する前に、地球の高層大気の成分にぶつかりこすれ合い、高温になって発光し蒸発する現象です。高さ100㎞位でおきるローカルな現象です。
 

(次の写真;2001年11月19日のしし座流星群:会津美里町・薄まゆみさん撮影)
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流星群とは?
 砂粒~小石ほどの微小天体は、もともとは彗星(ほうき星;太陽系の極寒の周辺部分に存在するダストと揮発成分の固まりで、「汚れた雪だるま」のような天体と言われる)で、これが細長い軌道で何回も太陽に近づいていると熱でだんだんバラバラになり、彗星と同じ軌道を回るようになります。その軌道との交差点に地球が差し掛かると、地球めがけて多くの砂粒が地球に降りかかり、地表から見ると軌道の延長方向に見える星座から、放射状に流れ星が飛び出すように見えます。これが流星群です。
 
 
年間三大流星群とは?
 流星群の出現数は、平均1時間当たり、1~2個の場合や、3000個(日本での2001年しし座流星群)の場合など様々ですが、1月4日頃のしぶんぎ座流星群、8月13日頃のペルセウス座流星群、12月14日頃のふたご座流星群はいずれも通常、最大60個程度安定して出現し、年間三大流星群と呼ばれています。
 しし座流星群の母彗星は、現在、地球・太陽からはるかに遠いところにあり、今年の場合は1時間当たり数個とさびしい出現でした。
 
 
流星群のピークとは?
 流星群のもととなる砂粒~小石大の流星物質は、川のように、チューブのように太陽系空間を群をなして同一方向に運動しています。その中心、流星物質の密度の最も濃いところを地球が横切ると一番たくさんの流星が見られ、これがピークとなります。ピーク時の出現の様子は、もとの彗星の状況により、鋭いピーク(短時間に多くの流星が出現)であったり、高原状のピーク(長い期間一定数の流星が出現)であったりいろいろです。
 
 
 
最良の条件とは?
 流星群を見るための最良の条件とは、実は天気が良いかどうか空が澄んでいるかどうかが一番大切ですが、気象条件は長期的には予想できないので、実際は、ほとんどの場合、流星観察に悪影響を及ぼす月明かりがどの程度なのかで最良かどうかを言っているものが多いです。マイナーな流星群であれば、いくら最良の条件であっても、たいした数の流星は見えないのは当然であります。
 また、流星群のピークが日中にあたる場合は、当然流星が降っても見えず、これも広い意味で条件となります。
 
 
今年のふたご座流星群はどう?
 まず12月14日の月齢が1とほとんど新月に近く、月明かりの影響は全くない。また今年のピーク時は、日本時間12月15日午前4時で、まだ夜明け前の暗夜のうちであります。
 そしてこの時、ふたご座はほぼ天頂にあり、地球の地面の下に流れて実際は見えない流星がほとんどありません。正真正銘の「最良の条件」なのです。12月14日午後9時ごろから楽しめますが、15日の午前2時ごろから午前5時ごろ明け方までが一番のおすすめの時間帯です。
 
(次の写真;2021年のふたご座流星群での撮影の様子:高梨撮影)
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ネット上の情報の問題は?
 私は星空を見上げて約50年の天文ファンですが、実際に1時間当たり最大数個以下のマイナーな流星群が、ネット上でなぜ予報として大きく取り上げられる不思議に思っていました。これは私の旧来の星仲間も同様です。天文ファンの流星屋であってもマークしない流星群まで含まれたりします。   

 でもようやく理由が見えてきました。

 ネット上では、事実はどうあれ、アクセス数が何よりもてはやされるのです。つまり、一般人の関心が高まりそうなトピックであれば堂々とネット上に乗るみたいです。

 流れ星、宇宙の神秘、ロマン、一瞬の輝き、希少性、はかなさ… 特に日本人は好きみたいですね。

 予報に反してさっぱり見えなかったとしても、それまた神秘!と腹を立てないのかもしれませんね。
 
 星はあてにならない、として関心が薄れるのが心配ですが、今回の2023年ふたご座流星群に関しては、大いに期待してよさそうです!!!


 みなさん、宇宙に関心を持ち、宇宙から地球を振り返り見ましょう。地球の見えないものが見えてきます!


 

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