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2022.11.21

永平寺まで廃線跡を親子で歩いてみた。

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スタッフ名:野口新之介(鉄学の道)

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永平寺までのアクセスは公共交通機関としてはバスを利用するしかないのですが、かつて現在のえちぜん鉄道永平寺口駅は、東古市駅という名前で大正時代から昭和初期まで永平寺鉄道として東古市~永平寺間を列車が走っていました。
その後、1944年に京福鉄道に経営は引き継がれましたが、2000年12月17日、東古市駅近くで列車が正面衝突を起こし、2001年6月24日に保田駅 - 発坂駅間で2度目の正面衝突事故を起こしました。
これにより翌日より運行を休止し、2002年に路線は京福鉄道から、えちぜん鉄道に譲渡されました。しかし、東古市~永平寺間は利用客が見込めないことから譲渡されず廃線となりました。

現在は廃線跡は「永平寺参ろーど」(えいへいじまいろーど)として整備され永平寺まで続く遊歩道となっています。秋の爽やかな風を感じつつ、親子で廃線跡を歩いて永平寺参りをしてきました。1時間40分程のハイキングです。
永平寺口駅近くにある看板。永平寺まで約6.4kmということで「4マイル」、お寺へお参りとして「参(マイ)ロード」と洒落のきいたネーミングとなっています。
緩やかな登り坂がずっと続くので、それらしい恰好をしてのハイキング。駅員さんによると、イベント以外に駅から歩いて永平寺に行く人はほとんどいないとのこと。タクシーかバスを使うのが一般的です。
元々線路があった名残が所々に残っています。これは勾配標といって、その線路の坂の角度が変わるところに建てられていたものです。
かつて踏切があった場所です。現在は小さな交差点になっています。こういうのを見ながら歩くとブラタモリをしている様な気分になってきます。
遊歩道は一本道で道に迷うことも、横から車や自転車が飛び出してくることも、すれ違うこともない安全なコースです。山々の色づく木々がとても綺麗でした。
駅名標も残っていました。永平寺鉄道時代の物の様です。京福鉄道として走っていた頃も、この看板はあったのかも知れません。
現在のバスターミナル辺りがマイロードのゴール地点。娘(小1)は1マイル辺りから「まだ着かないのぉ~」とグダグダ。鉄オタの息子(小5)は踏切跡や所々に残っている線路などに満足げな様子。
とは言えゴールして昼食に永平寺蕎麦とみたらしソフトを食べたら元気回復して、綺麗な紅葉もあり思い出に残る1日になったのではと思います。
事故前の京福鉄道永平寺線に乗って永平寺に行ったことがあります。当時、車を持っていなかった私は移動手段は京福鉄道や京福バスでした。永平寺門前へ近づく杉木立の車窓が歩きながら、当時の記憶として頭に浮かんできました。
以前から一度歩いてみたいと思っていたマイロード。想像していたより感じるものがある素敵なコースでした。来年はここを歩くツアーなんかもできたらいいなぁと考え中です。その時は一緒に歩きましょう。考えるだけでワクワクです!

【過去ブログ】永平寺口駅~京福鉄道永平寺線・廃線跡考~

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