~全国ランキング上位、圧巻の巨大スケール~ 九頭竜ダムの歴史
1,342 view
スタッフ名:杉森
こんにちは!
前回、高校球児に触発され何か一生懸命になれるものを見つけ、頑張っていこうと決意しましたが、なにせ超インドア派の自分としましては、外で運動は考えられないので室内で出来るものをと考えました。何気にYouTubeを見ていたら、ふと太極拳の動画がみつけ“これだ”と思い挑戦してみました。ゆっくりした動きなので余裕でしょうと思ってチャレンジしてみましたが、大きな間違いでした。汗はダラダラ、体の節々は悲鳴を上げ、如何に日頃運動をしてなかったと痛感した今日この頃、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
どうもスタッフの杉森です。
~何故、九頭竜ダムができたのか~
豊かな水量を誇る九頭竜川は、流域の暮らしに多くの恵みをもたらしてきました。その一方で大水害を引き起こし、常に人々を脅かしてきました。なかでも被害が大きかったのが、1959年に連続して発生した台風による大水害。九頭竜川があふれて道路が流され家が水に浸かるなどして、約3万人が被害にあいました。このことがきっかけとなり、九頭竜ダムの計画が進められました。
ちなみに、九頭竜川は別名「くずれ川」と言われるほど、水害が多かったそうです。
~九頭竜ダム建設、壮大なプロジェクト~
九頭竜ダムは険しい山奥という地理的条件から計画が難航し、調査開始から完成まで8年がかりの大プロジェクトとなりました。この地は周囲の山に豊富な岩石があったことなどから、その岩石(ロック)を積み上げる「ロックフィル」を採用しました。工事のスケールも桁外れに大きく、岩石を調達するために行われた、大発破は、当時国内最大規模でした。200tものダイナマイトを使った爆発の衝撃はすさまじく、山が一瞬持ち上がった後、轟音とともに岩山が崩れ落ちました。
巨大な岩石の輸送には30tのダンプトラック25台が大活躍。最新鋭の建設機械や土木技術をおしみもなく使用しました。
「ロックフィル式」で、高さ128m、堤頂長355m、ダム湖の面積8.9㎢、総貯水量353,000千㎥と日本でも有数の大きさを誇るダムで、総貯水量は日本第5位だそうです。
~九頭竜ダムの2つの役割~
1つ目の役割は、「洪水から地域を守る」ことです。九頭竜ダムでは、洪水調節容量として水深4mの範囲で洪水調整を行い、福井平野を守っています。写真は一緒に守っている下流の鷲ダムです。
2つ目の役割は、「電気を作る」ことです。ダムにためた水を発電所に送って、その流れ落ちる水の力を使って発電します。その量、一般家庭が1年間に使う電気量約10万件分となります。
~懐かしいものを発見~
ダムの上を探索していると、昔学校にあった百葉箱がありました。現在では、小学校からなくなりつつある百葉箱が、九頭竜ダムで現役だったのがうれしかったです。
今回のご紹介は以上です。
約60年前にこんな山奥にこれほど大きなダムを建設した人たちには脱帽と、尊敬を感じます。また、九頭竜ダムは福井県大野市にあり雪多い地域ですので、まだ桜が見頃なので雄大なダムと満開の桜のコラボレーションを堪能できますので、是非ご覧になってください。
九頭竜ダム 福井県大野市長野字船久保 休暇村越前三国より車で約120分