羽黒山の夜を照らす炎
出羽三山神社「八朔祭」
62 view
スタッフ名:佐藤こうき
8月31日から9月1日にかけて、羽黒山では出羽三山神社の特殊神事「八朔祭(はっさくさい)」が行われます。
八朔とは、旧暦8月1日のこと。
この時期は、稲が実りを迎える大切な季節である一方、台風などによる風雨の被害も心配される時期です。
八朔祭では、これから収穫を迎える稲が風雨の災害に遭うことなく、無事に実るよう祈りが捧げられます。
山伏たちによる祈り
八朔祭の夜、羽黒山頂の蜂子神社では、秋の峰の修行を行う山伏たちが、開祖・蜂子皇子に修行の報告を行います。
そして、祭りの大きな見どころとなるのが「大柴燈護摩」。
山伏たちによって火が焚かれると、静かな羽黒山の夜が赤々とした炎に照らされます。
闇の中に立ち上る炎と、山伏たちの祈り。
その光景はとても神秘的で、羽黒山に受け継がれてきた山岳信仰と修験の文化を感じることができます。
現在も、羽黒山では古くからの祭礼や修行の文化が大切に受け継がれています。八朔祭もその一つです。
夏から秋へ、季節の節目に
8月最後の夜。
まだ夏の名残を感じる羽黒山で、静かに始まる祈りの時間。
そして、夜空を焦がすように燃え上がる護摩の炎。
昼間の羽黒山とはまた違う、夜の羽黒山ならではの神秘的な雰囲気を感じられる祭りです。
出羽三山の歴史や文化に触れる旅をお考えの方は、ぜひこの時期の羽黒山にも足を運んでみてはいかがでしょうか。
羽黒山には、今も山伏の修行や伝統的な祭礼が息づいています。
詳しくはInstagramをご覧ください↓