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2024.09.14

山形県民のソウルフード「玉こんにゃく」

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スタッフ名:加藤 加巳

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山形名物といえば「玉こんにゃく」、通称“玉こん”です。

玉こんにゃくの由来は

こんにゃくと縁が深いのが、山形市にある「宝珠山立石寺」通称「山寺」であるそうで、平安時代に創設された寺院で、開山された慈覚大師が中国から持ち帰ってこんにゃくを寺の精進料理に使いはじめ、それが周辺住民に普及し、県内に広まったと言われています。
現在、山寺の周辺の飲食店や出店では寺の本殿に行くためには、1015段の階段を登らなくてはならないためその前に食べる「力こんにゃく」として販売され観光客から人気を集めているそうです。

玉こんにゃくとはその名の通り丸い形をした蒟蒻で、山寺や羽黒山をはじめとした山形県の観光地の出店や、県内のお祭りの屋台でよく販売されていますが、全国的には珍しいのではないでしょうか。
4~5玉を串に刺し、あつあつのお団子のように食べる玉こんにゃく。地域によって味付け方が異なり、内陸地方では、こんにゃくを転がして炒り、タレをからめて表面に色を付けるのが主流、庄内地方ではおでんのようにだしとタレで煮詰めるのが主流です。
山形県内のイベントやお花見、祭などで販売されており、県民はファーストフード感覚で玉こんにゃくをよく食べます。
1年中玉こんにゃくを食べることができますが、やっぱり寒い中アツアツの玉こんにゃくを食べる方がおいしさを一段を感じられるかもしれません。

休暇村庄内羽黒でも、食事の際に「玉コン」を日替わりではございますが、ハーフビュッフェコーナーにてご提供しております。
休暇村へお越しの際は代表的な山形のソウルフードを是非お楽しみください。
そして、売店にも、お土産用で1袋380円で販売しております。
温めるだけで、簡単に「玉こんにゃく」を味わえるので、山形の郷土料理のお土産にも最適です。


簡単にご自宅でも作れる山形名物「玉こんにゃく」のレシピをご紹介いたします。

【材 料】

〇玉コン
〇スルメ(美味しくなるポイント!ぜひ、入れてください。なければさきいかでもOK)
〇しょうゆ
〇みりん

レシピ
1,玉こんにゃくを茹でこぼします
2,鍋に1と醤油、みりん、さきいかを入れ、中火にかけます
3,煮立ったら、弱火にして落し蓋をします
4,たまに、玉こんにゃくの向きを変えて、全体に味がしみこむまで弱火で煮ます
5,食べる際にお好みでからしを付けます

ご家庭でも串にさすと玉こんにゃくの雰囲気がでます。
ご自宅で簡単に作れる山形の郷土料理ですので、作ってみてください。





 

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