寒さ厳しい庄内の冬の味覚「寒鱈汁」
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スタッフ名:後藤 裕子
庄内の冬の味覚といえばやっぱりこれ!!
冬の庄内を代表する味覚「真鱈」
魚偏に「雪」と書く通り、雪の降る頃から美味しさを増し、雪のように白い身を持ちます。
庄内地方では、寒の入りから節分までの「寒」の時期に旬を迎える真鱈を「寒鱈」と呼び、頭から尻尾まで丸ごと食べつくします。
地吹雪が吹き荒れ寒さが厳しい庄内地方では、寒鱈は冬のとっておきの御馳走です。
新鮮で引き締まった身、濃密でとろけるような白子、庄内浜にあがる寒鱈は格段に味がよいとされています。
寒鱈の代表的な食べ方「どんがら汁」
「どんがら」とは・・・アラのことで、頭・内臓・骨・ヒレなどの総称です。
【一般的な作り方】
・まず、寒鱈の身とどんがらをぶつ切りにして、さっと熱湯をかけまわします。
・昆布でとった出し汁を沸騰させた鍋に入れ、丁寧にアクをすくいながら煮込みます。
・味の要とされる肝臓(あぶらわた)と味噌で味を整えます。
・お好みで豆腐や長ネギを加え、ひと煮立ちさせたらお椀によそい、風味豊かな岩海苔を添えたら出来上がり!!
どんがら汁は、庄内の冬の風物詩として親しまれ、庄内各地で寒鱈まつりが開かれます。
身体の芯から温まる「どんがら汁」
是非ご賞味くださいませ!(^^)!
庄内各地で開催!寒鱈まつりの日程はこちらから。。。