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2026.09.26

和歌山の端っこブログ(第9回)

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スタッフ名:松っちゃんこと和歌山のおいやん

2026 和歌山 Field of Dreams みなべ町編

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皆さんこんにちは!
今回は和歌山県の高校野球についてのお話です。
第108回全国高等学校野球選手権大会で智辯和歌山高校が5年ぶり4回目の優勝を果たしました。
和歌山県と言えば「野球王国」甲子園大会で全国制覇を成し遂げた高校としては
和歌山中(現・桐蔭高校)1921年・1922年夏連覇
海草中(現・向陽高校)   1939年・1940年夏連覇
箕島高校 1979年春夏連覇 同年夏の星稜戦は高校野球史に残る「延長18回の名勝負」でした。
現在の強豪・智弁和歌山高校が和歌山では県代表選出の常連校として高嶋監督・中谷監督とつないだ少数精鋭での戦い方に全国の野球ファンは共感するところです。夏通算4度目の全国制覇。

ではおいやんのわが母校「南部(みなべ)高校」は甲子園に夏2回、春4回の出場をしています。
夏の甲子園:2回出場(1963年第45回・1982年第64回:19年ぶり)
春の選抜 :4回出場(1963年、1992年、1993年、2001年)

おいやんが1年生、1982年夏に19年ぶり2回目の甲子園出場で1回戦:埼玉代表の熊谷高校に1-0で初戦敗退。久々の出場で町内大盛り上がり、寄付金集めたが初戦敗退だったので余ったお金で学校グランドにナイター付く、ピッチングマシン購入、野球部専用バス、ボールも糸が切れたら縫っていたのが業者に頼んで糸・皮張替と、先輩の功績で設備も充実・練習時間も長くなりました。
授業が終わると千里が丘球場で練習、日没後はバスで移動し、高校グランドでナイター午後9時過ぎまで練習。正月と試験勉強の1週間は休みまたは自主練習の日課です。南部高校の夏・甲子園出場後は2年連続の県予選初戦敗退と結果が出せない状態でした。
おいやんの3年生時、1984年夏の県代表は箕島高校。初戦に取手二高と対戦・敗退。取手二高は前年優勝の桑田・清原2年生率いるPL学園を破り甲子園優勝を成し遂げます。
(意外と和歌山県と茨城県各代表が対戦すると昔から和歌山県が分が悪いです。)

当時、和歌山出身のプロ野球選手は1つ上では楽天の監督吉井理人監督:箕島高校
おいやんの同世代は箕島高校:島田彰弘(阪神1位:現在スコアラー)箕島高校:杉本正志(広島1位:引退)新宮高校:山崎慎太郎(近鉄3位)1つ下世代は桑田・清原世代です。【皆さん還暦前後の方々ですね!】
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その当時の監督はおいやん達が入学する前年秋に前任の畑崎周定先生が部長、井戸大志先生が監督に就任して1年目の夏に19年ぶり2回目の甲子園出場となりました。
以降は夏の甲子園出場は井戸監督が引退されるまで県代表常連となる智辯和歌山の壁を超えられず、1999年~2001年の夏の予選大会3年連続準優勝。2年連続で智辯和歌山に敗退、2001年春に甲子園出場を果たし春夏連続の期待が高まったが初芝橋本高校に2-3で敗退。
夏の甲子園3度目の出場に至りません。

南部高校硬式野球部の経験者でその後大学・プロ野球へと進んだ方は
【プロ野球】
<阪神>藤本勝巳 上田次朗(東海大1位:田辺市)濱中治(ドラフト3位:田辺市出身)
<近鉄>吹石徳一(日本新薬:ドラフト4位みなべ町)長女は女優の吹石一恵、夫は福山雅治
<広島>植田幸弘(ドラフト外: 田辺市)捕手、引退後は広島・西武でバッテリーコーチ
<巨人>谷浩弥(田村コピー:ドラフト2位美浜町)
<西武>岡本洋介(国士舘大・ヤマハ:ドラフト6位すさみ町)
<ヤクルト>山本哲哉(近畿大・三菱重工神戸:ドラフト2位由良町)

※畑崎周定先生(監督・部長)龍谷大学・日本新薬・南部高校監督・部長/田辺工業高校監督
※井戸大志先生(監督)東海大学・南部高校監督・南部リトルシニア初代監督

南部高校出身者の進学先としては龍谷大学・東海大学・社会人企業の進路先を各先生が導いておりました。
 
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智辯和歌山の壁に阻まれ準優勝常連の南部高校。

おいやん世代の小学生時代は南部町・南部川村では各集落ごとに少年野球クラブがあり町・村単位でトーナメント戦を行っていました。紀南地方(由良町、印南町、切目、南部町、田辺市、龍神村)地区の中学校軟式野球経験の出身者が紀南地区では強豪であった南部高校、畑崎・井戸先生の指導を頼り数多くの選手が集まり甲子園出場を目指します。

和歌山県は2003年に過去の学区制が廃止。県内全ての公立高校へ出願・申請が可能になります。
日本の人口は2008年をピークに本格的な人口減少の局面に、少子高齢化が加速します。
各集落の子供が減少します。紀南地方でも小・中学生で有望な生徒はシニアリーグに入会し甲子園出場を目標にする生徒は有望な指導者・クラブに集まります。

2013年に井戸監督は南部高校監督を引退。

甲子園常連、強豪智辯和歌山高校に惜敗している南部高校を強くさせたい。紀南地域の中学生から硬式球に触れさせ、南部高校硬式野球部OBの指導・強化を図り、3度目の夏の甲子園出場を期待し2014年12月に南部リトルシニアが結成されました。
活動場所はみなべ町の千里が丘球場となり、初代監督に井戸監督が就任しました。

 
甲子園出場を目指す子供たちは、有望な指導者があつまる硬式シニアリーグに集まり、
様々な大会に出場しながら全国トップレベルの野球を経験し、その後甲子園出場の有力な高校進学を目指します。

南部リトルシニアHP

南部リトルシニアの現在の活動は月・金曜日を除く、平日3日間に千里が丘球場と室内練習場にて活動を行っています。

一方で昨年の南部高校は野球部員が6名となり合同チームとして和歌山県予選を戦いました。
高校内グランドを練習場所としています。
2026年は3年生不在の1.2年生のチーム編成ですが1年生が多く集まり今年は南部高校龍神分校と対戦、本校・分校対決と話題になりましたが、9対5で敗退となります。

智辯和歌山高校は和歌山県予選では1点差試合・投手戦を僅差で勝ち上がり甲子園に出場。
甲子園では感動的な勝利で見事に4度目の優勝となりました。
そのメンバーには南部リトルシニア出身者が2名いて、5番セカンドの楠本龍生君と2年生投手、決勝では先発5回までを投げ切った2年生の長井心海君です。彼らは中学生当時はこの千里が丘球場で野球を毎日熱心に行っていた子供たちです。甲子園の大舞台で活躍してくれました。

■ちなみに外野・外周全体を囲む防球ネットは阪神タイガースOBで現在は解説者の“濱中治”君が寄贈。
関係者では「ハマナカネット」と呼んでいます。



 
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■現在の南部高校は部員不足や入学する生徒の定員割れなどで低迷期に入っています。
最近では和歌山県内の公立高校勢(田辺・耐久・市立和歌山・和歌山東)の活躍も話題となっておりますが、次に目指すのは紀南「みなべ」地域の発展と母校・南部高校の復活・甲子園出場に期待したいです。

■ちなみに千里が丘球場の近くは
・「千里の浜」・・うみがめの産卵場所・キス釣りの場所
・目津埼・・磯釣り・魚種も多く・車、徒歩で投げ釣りができる漁場
・「千里海岸」特急くろしおの撮影スポット
海がきれいで、人も少なく良い場所です。

■今回は南部高校硬式野球部OB還暦飲み会に参加。
千里が丘球場は母校野球部でなくリトルシニア中学生の子供たちが活動していることは知っていました。
同窓会翌日、久々に千里が丘球場を訪れ、写真を撮影してきました。
今もみなべ町役場担当者が球場管理を行っています。また春・夏の季節は大学・社会人野球合宿で多く利用されています。
球場にはナイター施設がないですが、室内練習場を使って夜間練習が可能です。
私たちの高校時代と比較しても衰退でなく少しずつ発展しているところが救いです。

■「Field of Dreams」アメリカ映画ではトウモロコシ畑、みなべ町らしく私たちの球場は梅林・みかん畑の中に球場がございます。

今回も和歌山の端っこブログをご覧いただきありがとうございました。

 

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