前回、国道42号の旧道「旧湯川隧道」の紹介をいたしました。
今回は、その続編として休暇村南紀勝浦から車で約15分のところにある、熊野古道大辺路「駿田峠」のご紹介をいたします。
旧湯川隧道の紹介はこちら
駿田峠は、新旧の湯川隧道が合流する地点でちょうど分岐する形となります。
駿田峠への道を進むとすぐに砂利道に変わります。
少し進むと作業場の横を通る形になり、合っているか不安になりながらも歩みを進めていきます。
作業場を抜けると急に道の雰囲気が変わりました。
駿田峠の押印所は峠を上り始める手前にあります。
押印所を超えると熊野古道感のある道になり、峠へ向けて上り始めました。
少し進むと道が二手に分かれ、右に進むと熊野古道、左に進むとひょうたん池というところに出るみたいです。
分岐の看板があまり大きくなかったので、見逃さないように注意が必要です。
分岐を越えた先は少し急な登り坂になり、息が上がります。
登った先は両サイドにかなりの高低差がある尾根に沿って進みます。
見下ろすとなかなかの迫力がありました。
その先は何とか道と判断できるようなところを進んでいきます。
押印所から歩くこと約10分で、「加寿地蔵」に着きました。
こちらは平安時代に熊野詣をしていた歌子姫がこの峠を登っている途中で亡くなり、地蔵菩薩を祀った小さなお堂が建てられたことに由来するそうです。
加寿地蔵を過ぎるとすぐに「駿田峠」に到着です。
ここは立派な切り通しが見どころとなっており、峠の道が標高70メートルほどなのに対し、両サイドは標高80メートルほどと、10メートル級の大きな切り通しとなっています。
下から見上げるとかなりの迫力があります。
切り通しの下に人が立てばスケールがわかり、良い感じの写真が撮れそうです。
駿田峠を越えると、その先は緩やかな下り坂になります。
雰囲気が熊野古道というより広めの登山道という感じで、野生動物が出てきそうです。
途中とても興味深い手づくりの看板を発見しました。
おそらくロープを伝って登っていくと絶景スポットに辿り着くのでしょうが、険しい道を30分も進む勇気がなかったので今回はやめておきました。
どのような絶景が広がっているのかとても気になります。
峠を越えて17分ほどでようやく勝浦の市街地が見えるようになりました。
ゴールまであと少しです。
市街地が見えたあたりから、浸食によって大きく削られた道になり石もたくさん転がっていたため、この区間がここまでで一番歩きにくかったです。
最後は舗装路になり、勝浦観光ホテルの建物の横を通っていきます。
勝浦観光ホテルと書かれた看板をくぐると国道42号線に合流し、駿田峠踏破となります。
駿田峠は、高低差は約70メートル程とあまり大きくないものの、国道と分岐してから合流するまで約40分となかなかのボリュームがある熊野古道となります。
また、帰りを国道を通って戻るにしても結構な距離がある区間になるので、その点は注意が必要かもしれません。
ただ、峠道は世界遺産に登録されており、大きな切り通しは迫力満点ですので、気になった方は是非一度峠を踏破してみてはいかがでしょうか。
また、過去には熊野古道「大狗子峠、小狗子峠」の紹介もしているので、ぜひ下記リンクよりご覧ください。
大狗子、小狗子峠の紹介ブログはこちら!
駿田峠の地図はこちら