みちのくひとり旅③ 大谷鉱山歴史資料館
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スタッフ名:吉田
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今回紹介するスポットは、気仙沼市の南側、本吉地区にある大谷鉱山歴史資料館です。
ここ大谷鉱山歴史資料館は、いくつかある気仙沼付近の金鉱山の一つで、世界遺産にもなっている平泉の金色堂などを含む奥州藤原氏の黄金文化を支えた鉱山の一つです。
大谷鉱山は、昭和最初期までは手掘りで金を採掘していましたが、昭和初期には削岩機などの近代的な機会を導入し、最盛期の昭和10年代には年間1tもの金を採掘する日本を代表する金鉱山になりました。
戦時中には金山整備令により一旦休山するも、昭和25年には再開しました。
大谷鉱山の目を見張るものがあるのはこの後で、戦後再開された際は年400-450kg程度(当時1gあたり550円)の採掘量も、福利厚生の充実した東北地方有数のモデル鉱山として栄え、昭和中期には「不夜城の大谷鉱山」とも呼ばれるほどの大鉱山でした。。
大きな落盤事故や坑内火災は一度もないだけでなく、鉱夫の借家は長屋ではなく全て一軒家、そして鉱山が中心となり一つの町として商店や診療所、映画館までがあったというから驚きです。
ここ大谷鉱山歴史資料館では、大谷鉱山の歴史や、戦後導入されたトロッコや削岩機などの機械類、当時の写真、鉱山町や坑道のジオラマなど、当時の繁栄を伝える貴重な品々が展示されています。
また歴史資料館近くにはコンクリート造りの製錬所跡が残されており、当時の繁栄を窺わせます。(現在も抗廃水処理を行なっている為立ち入り不可)
皆様も是非全国の昭和期鉱山のモデルとなり、日本の戦後復興の一端を担ったこの大谷鉱山歴史資料館へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
(館内は通常写真撮影禁止、特別な許可を得て撮影)