みちのくひとり旅④ 鹿折金山資料館
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スタッフ名:吉田
みちのくひとり旅 前回記事はコチラ
今回紹介するスポットは、気仙沼市北部にある鹿折(ししおり)金山資料館です。
ここ気仙沼市は前に紹介した大谷鉱山のほかにも金を採掘できる場所がありました。
そのうちの一つが今回紹介する鹿折金山です。
鹿折金山は、明治時代に世界を驚愕させた「モンスターゴールド」と呼ばれる自然金が採掘されたことで有名な金山で、日本の近代化に貢献した鉱山とも言われています。
通常の金鉱石は、1tの鉱石に5gの金があれば良い(含有率0.00005%)と言われていますが、このモンスターゴールドは、重さ2.25kgのうち約1.8kgの金、(含有率83%)を誇る、名の通りの怪物のような金でした。
このモンスターゴールドの発見で当時の明治日本は外貨支払い能力があると諸外国に判断され、イギリス・アメリカ・フランスなどから借り入れをすることができ、その結果日露戦争の戦費を調達できたと言われています。
日露戦争では日本という東端の小国が大国ロシアに勝利し、その結果日本という国が世界に認められたことで今の日本の礎を築きました。
よってこの鹿折金山が今の日本を作り上げたと言っても過言ではありません。
鹿折金山資料館では、当時の繁栄の歴史や、当時採掘や精錬で使われていた道具などが展示されています。
前回紹介した大谷鉱山よりも古い鉱山ということもあり、機械化した近代鉱山の道具ではなく、鉱夫たちが手作業で採掘を行なっていた手掘りの道具が多くあります。
かつて日本が「黄金の国・ジパング」と呼ばれた所以でもあると言われている奥州藤原氏の都・平泉の中尊寺金色堂の原点ともなったここ鹿折金山資料館へ足を運んでみてはいかがでしょうか。