みちのくひとり旅57 捕鯨船・第16利丸
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スタッフ名:吉田
みちのくひとり旅 前回記事はコチラ
今回紹介するスポットは捕鯨の街、鮎川に展示されている捕鯨船「第16利丸」です。
前回紹介のおしかホエールランドに隣接して陸上展示されています。
昭和34年に日本が南氷洋捕鯨(南極海で行われる捕鯨)で捕獲頭数世界一を記録した際に活躍した大型捕鯨船三隻のうちの一隻で、当時から鮎川浜のシンボルとも言われていたこの第16利丸です。
マルハ(マルハニチロの前身)の取締役でもあり、日本一の名砲手と言われた泉井守一氏が乗った第16利丸は多くの鯨を捕獲した優秀な捕鯨船だったため、当時の捕鯨船乗りがあこがれる船だったといわれています。
この第16利丸をはじめとした捕鯨船は、捕鯨砲を撃ちやすくするために船首が極端に高くなっており、その船首からの眺めは抜群です。
ちなみに大型捕鯨船が陸上展示されているのは和歌山県太地町と石巻市鮎川浜の2か所ありますが、乗船見学ができるのはこの第16利丸だけという唯一無二の体験ができる場所です。
皆様も是非日本で唯一の捕鯨船乗船体験のできるこの第16利丸へ行ってみてはいかがでしょうか。
きっと大型捕鯨船の迫力と捕鯨の歴史に圧倒されるはずです。