幻想的な霧
「気嵐」
340 view
スタッフ名:王
いつも休暇村のブログをご覧いただきありがとうございます。
川や湖の近くで、朝だけに現れる濃い霧を見たことはありませんか?
そう、その「濃い霧」は「気嵐」というものでございます。
最近私が朝、妙高から野沢温泉へ向かう途中、千曲川付近で「気嵐」を目にしました。
皆さんにもこの不思議な景色をご紹介したいと思います。
気嵐のメカニズムを解明していきます。
**気嵐(けあらし)**は、主に秋から冬にかけて、海や湖の水面から白い霧が立ち上る現象です。
その発生には、水温と気温の大きな差が関係しています。
- 水温のほうが高い
(前日が暖かいと、湖や川の水はまだ熱を保っています。)
↓
冷たい空気が流れ込む
(冷たい乾いた空気(寒気)が水面上に流れ込みます。)
↓
蒸発が急増する
(暖かい水から水蒸気が大量に蒸発します。)
↓
急激に冷やされて凝結
(蒸発した水蒸気は冷たい空気で急冷され、微小な水滴に変わります。)
↓
霧として見える
(水滴が光を散乱し、白い煙のように見えます。)
発生しやすい条件は以下の通りでございます。
- 水温と気温の差が大きい(目安:10℃以上)
風が弱い(強いと霧が拡散してしまう)
晴れて放射冷却が起きた朝
湿度が比較的低い
つまり、晴れて暖かった日の翌朝に冷え込む日、風のない川や湖、海でよく見られる現象です。
- 今回の千曲川のほか、裏磐梯の猪苗代湖や北海道の恋問海岸などで、私は記憶深くこの「気嵐」を見えました。
早起きして、幻想的な霧の世界を味わってみませんか。