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2025.11.11

妖怪退治の霊犬伝説 光前寺

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スタッフ名:歴女の福井

みなさま、いつも休暇村スタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
本日は、駒ケ根市にありますお寺を一つご紹介します。
ご紹介するのは、コチラ 天台宗宝積山 光前寺です。
光前寺は、不動明王を御本尊として、貞観2年(860)本聖上人により開山されました。本聖上人は比叡山にて研学修行の後、太田切黒川の瀑(たき)の中より不動明王の尊像を授かり、この地に寺を開かれたと言われています。樹齢数百年の杉の巨木に囲まれた境内には、本堂、南信唯一の三重塔、三門、経蔵、仁王門、重要文化財の弁天堂、大講堂、鐘楼など十余棟の堂塔を備え、南信随一の祈願の霊場として広い信仰をあつめています。

門も立派で、いかにも聖域って感じでいいですね。
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そして何より、このお寺で一番知られているのは、霊犬早太郎の伝説です。
この伝説は、「今昔物語集」や「宇治拾遺物語」といった中世の時代の説話集が基になり、その後口承で伝わったといわれるものになります。
この早太郎というのは、光前寺で飼われていた犬のことで、しっぺい太郎と呼ばれていることもあります。

 
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霊犬 早太郎伝説
今よりおよそ700年程も昔、光前寺に早太郎というたいへん強い山犬が飼われておりました。
その頃、遠州府中(静岡県磐田市)見付天神社では田畑が荒らされないようにと、毎年祭りの日に白羽の矢の立てられた家の娘を、生け贄として神様に捧げる人身御供という悲しい習わしがありました。
ある年、村を通りかかった旅の僧である一実坊弁存(いちじつぼうべんぞん)は、神様がそんな悪いことをするはずがないと、その正体をみとどけることにしました。
祭りの夜にようすをうかがっていると、大きな怪物が現れ『今宵、この場に居るまいな。早太郎は居るまいな。信州信濃の早太郎。早太郎には知られるな』などと言いながら、娘をさらっていきました。
弁存はすぐさま信州へ向かい、ようやく光前寺の早太郎をさがし当てると、早太郎をかり受けて急ぎ見付村へと帰りました。
次の祭りの日には、早太郎が娘の代わりとなって怪物と戦い、それまで村人を苦しめていた怪物(老ヒヒ)を退治しました。
早太郎は化け物との戦いで傷を負いましたが、光前寺までなんとか帰り着くと、和尚さんに怪物退治を知らせるかのように一声高く吠えて息をひきとってしまいました。
現在、光前寺の本堂の横に、早太郎のお墓がまつられています。
また、早太郎をかり受けた弁存は、早太郎の供養にと《大般若経》を写経し光前寺へと奉納いたしました。この経本は現在でも、光前寺の宝として大切に残されています。

~光前寺公式サイトから引用~
この早太郎では、舞台の見付天神社でも早太郎のことが伝わっており、銅像があるくらいなのです。遠く離れた地でも、早太郎のことが知られているなんてすごいワンコだったんだなと感じますね。しかも、この早太郎、昔話には書かれていませんが、こんな話も伝わっています。

 光前寺(こうぜんじ)のえんの下で山犬が三びきの子犬を生み、一ぴきをのこして山へ帰っていきました。「早太郎」と名づけられた子犬は、和尚にかわいがられ、やがて逞しく、すなおで利口な犬に育ちました。

なんか… どっかのジブリ映画を彷彿とさせますね。

本堂の近くには、早太郎のお墓がございます。妖怪を退治できるワンコに敬意を表すとともに、もし私にも悪いものがついていたら嚙みついてくださいとお願いしながらお参りしました。
そんな早太郎にちなんで、こちらのお寺には早太郎おみくじという、とってもかわいらしいおみくじがございます。私も見た瞬間可愛さに負けて即購入、御朱印とともにいただきました。おみくじの結果を見た後も、飾って可愛がれるのがいいですね。人気であるため、時には売り切れてしまっていることもあるそう…


 
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早太郎伝説以外にも、しだれ桜や紅葉、ヒカリゴケといった景観が美しいことでも非常に有名なお寺です。ヒカリゴケの庭は国の名勝にも指定されており、早太郎伝説による厄除けとも相まって、パワースポットとなっています。

みなさまも、この自然に囲まれた景色を見に、又は早太郎に会いに光前寺に訪れてみてはいかがでしょうか。

以上、歴女の福井でした。

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