高原の赤色
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スタッフ名:中込 龍太
乗鞍に秋が近づいてきています。
木々が色付き、果実を実らせる豊穣の時期です。
さて、そんな秋の季節と聞いて
イメージされるのは「赤色」か「黄色」ではないでしょうか?
紅葉と果実。どんな植物があるのか、気になりますよね?
今回はその内の「赤色」にフォーカスして植物をご案内致します。
さて、まず秋の赤といえば紅葉!
……なのですが、実は乗鞍高原周辺の植物は
黄色い紅葉(黄葉といいます)が多い為、
紅く色づく木々は案外少ないです。
分かりやすく紅くなるのは、「ヤマボウシ」と
一の瀬園地の「カエデ」(ウリハダカエデ)でしょうか。
どちらも見頃は10月上~中旬ごろ。
カラマツの黄葉と合わせてお楽しみいただけます。
そして、赤い実をつける植物ですが……非常に種類が多いので、今回は3つ身近なものを。
一つ目はゴゼンタチバナです。
地表すぐそばにある草の一種で、夏の終わりに実をつけます。
休暇村周辺のものはそろそろ終わりですが、まだ一応残っています。
二つ目はナナカマドで、樹木の一種です。
非常に火に強く、「なな」回「かまど」で焼いても耐える、なんてところから
名前がついたようですよ。
実際には結構燃える、という証言もありますが……。
果実は人間も食べる事ができ、場所によってはジャムにも使われるそうです。
三つ目はアカミノイヌツゲです。ゴゼンタチバナとナナカマドの間くらいの草丈で、
所謂低木の一種です。
休暇村周辺は針葉樹林のため、背の低い植物は駆逐されてしまうのですが、
このイヌツゲは日陰でも比較的苦にしないようで、低木域の王者と化しています。
余談ですが「ツゲ」とついているのにツゲではなくモチノキ科という罪深い植物でもあります。
これから秋を迎え、彩を深める乗鞍をどうぞお楽しみあれ!