信州旨いもの紀行10~信州の水~
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スタッフ名:中込
信州の旨いものに焦点を当てていくコーナー、第10弾です。
今回は2ケタ記念ということで、すべての食の源である「水」を対象にしていきます。
長野県は名水の産地としても有名ですが、その理由は山の多さにあります。
山は雨水を濾すフィルターとしての働きをしており、人郷に向かうまでに
様々なミネラルを含む美味しい水へと変化するのです。
また、長野県は雪が多いことでも知られていますが、この雪もおいしい水には不可欠です。
高山の雪解け水は夏でも冷たいのが特徴で、冷たさが水のおいしさを担っているのです。
水道を捻るとミネラルたっぷりの冷たいお水が出てくる。
この環境が食のおいしさを作るということですね。
続いておいしい水とおいしい料理の関係性ですが、
料理には多かれ少なかれ水が使われます。
スープには言わずもがな、ご飯を炊いたり、食材を蒸したり。
炒め物や揚げ物でも衣や調味ソースには水を使っています。
こうしたところで不味い水を使うと、せっかくの食材の味が台無し。
さらに、野菜の栽培でも冷えたおいしい水は重要です。
野菜の名産地はほとんどが水所であり、豊富な水資源無くして
作物の栽培は成り立たないということがよくわかります。
さらにさらに、名水あるところにはおいしい飲み物があります。
天然水のサイダーや磨き抜かれた日本酒など、おいしい食にはおいしいご当地の飲み物も大事。
それら食を作るすべての要素が、水のおいしさで決まるのです。
近年では山野の開発が進み、山の木々が持つフィルター機能が弱まってきています。
これまでは人間が管理してきた人工林も、手入れがされていないものが増えてきました。
土砂崩れが増えているのも、そうした理由からです。
今はまだおいしい食事を楽しめていますが、そう遠くない未来にはそれも無くなってしまうかも。
後の世代の人の為にも、今の美しい自然を守っていかなければいけませんね。