まもなく上高地開山祭です!
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スタッフ名:澤田
上高地の開山祭まであと1週間となりました!
当館から上高地へは一度、沢渡(さわんど)バスターミナルを経由し、そこからはバスに乗り換えて上高地へ行っていただく形になります。
本日のブログでは、バスを降りてから、上高地を散策する際のおすすめコースをご紹介しようと思います。
開山後はぜひ今回のブログをご参考にどうぞ!
バスの情報はこちら!
① 大正池~田代池~河童橋:所要時間 約1時間
釜トンネルを抜けると上高地の玄関とも呼べる「大正池」が目に入ります。
この大正池は大正4年の焼岳大爆発で梓川がせき止められてできた池です。バスの停留所もあるのでここから散策を始めましょう!
大正池から遊歩道を通って北上すると、田代池に出ます。浅く広がる田代池は、波も少なく穏やかな時間が流れています。
そんな田代池を後にして、梓川沿いを歩いていくこと約1時間、上高地の名物、「河童橋」に到着します。この辺りには各ホテル併設のレストランやカフェスペースがあるので、一息ついていくのもありですね。
② 河童橋~明神池(梓川左岸道):所要時間 約1時間
河童橋から明神池へと続く、林の中の道です。道中にはミヤマザクラやニリンソウといった色んな植物に出会えます。また、野生のニホンザルが群れで行動しているところにも遭遇できます。上高地のニホンザルは国内で最も寒い所に生息しているサルで、本来サルの仲間は暖かい地域を好み、水を苦手としているのですが、最近になって上高地のサルは、冬場に魚を食べて越冬していることが明らかになったそうです。運が良ければそんなサルたちの狩りを目撃できるかもしれませんね。
そうこうしているうちに、明神池がある穂高神社奥宮に到着です。本宮を安曇野市穂高に持つ穂高神社、明神池は拝観料が必要ですが、原生林の中にあり荘厳な雰囲気を持つその神秘的な姿は一見の価値ありです!
③ 明神池~河童橋(梓川右岸道)~バスターミナル:所要時間
神秘的な明神池を後にすると散策も終盤です。梓川の右岸、清流沿いを歩いて帰路につきます。
道中の動植物は左岸とさほど変わりませんが、右岸の方が梓川に近い為、川のせせらぎに耳を傾けながら歩けます。明神池からこの辺りにはマガモやオシドリが生息しており、優雅に泳ぐ姿を見ることが出来ます。
そんな清流・梓川沿いを歩くこと70分、河童橋に到着です。ここまでくるといよいよ散策も終了です。バスに乗る前にカフェスペースでくつろぐもよし、お土産を選ぶもよし、最後に悔いが残らないようにしましょう。
ちなみに、河童橋からバスターミナルへ向かう途中、2016年に制定された国民の祝日「山の日」を記念した石碑があります。現在、最も新しい国民の祝日ですが、その記念式典が上高地で開催されたことを銘記し建立されました。それだけ上高地は国民に愛される山岳リゾートということですね。
今回ご紹介したコースはあくまでも一例です。ウォーキングはもちろん、登山やキャンプなど、上高地を訪れる理由によってさまざまなコースがあると思います。皆さんも上高地へ訪れた際は、お気に入りの散策コースを見つけてみてください!