奥能登 隆起した海岸を走る~門前編~
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スタッフ名:吉岡
2024年1月1日の能登半島地震で確認された海岸隆起は、半島北部で約100キロに達すると言われています。
世界最長級の海岸隆起と言われています。
休暇村能登千里浜から車で約1時間走った先にある観光名所だった「剱地権現岩(つるぎじごんげんいわ)」、通称 トトロ岩と呼ばれている岩。
可愛い目玉もありトトロそっくりの岩でした。
波打ち際にある大きな岩でしたが、その場所は80センチ以上隆起した場所です。
道路に車をおき、隆起した海岸へ。
むき出しのゴツゴツした岩は、震災前は海の中でした。
この場所は岩ノリ漁も盛んで荒れた日本海の名産、高級品でした。
その岩ノリ漁の岩も地震で亀裂が入りもちろん、波も受けることができず乾ききっていました。
海はおだやかで魚も貝も地震前のように生きていました。
道路から見ればいつもの海岸線に見えますが、下を見ると海だった場所は見違える姿に。
遠くには崖が崩れまだ工事されていない状況です。
輪島市門前町走出(はしりで)では震度7が観測されていました。
経験したことのない地震です。
隆起したのは岩場以外にも砂丘地も隆起の現象が発生していました。
昔の海岸の姿はなく砂浜が200m以上広がっています。
波消しだったブロックも砂浜にむき出た状態です。
かつては海だった場所に青々と草が生えていました。
門前町にある鳴き砂で有名な「琴ヶ浜」海岸。
その昔、土地の娘お小夜と若き船乗り重蔵との悲恋物語が伝わり、お小夜の涙が砂となり、砂丘を歩くと「キュッキュッ」と泣くような音がすることから琴ヶ浜は別名「泣き砂の浜」と言われています。(石川県観光協会HPより)
海へ行く道路も亀裂が入ったままになっており、透明度の高い海水浴場も残念ながら使用禁止となっていました。
すぐそばにある崖は崩れたままの姿に。
砂浜も隆起して長い砂浜が続いていました。驚きの状態です。
かつては船が行き来した港も砂場となっています。
江戸から明治にかけて北前船の船主や船員たちの居住地として栄えた歴史ある集落「輪島市黒島地区」も大きな地震の被害をうけました。
家屋の修繕、解体のまだまだ追いついていない状態です。
黒島地区から249号線を走り輪島市内へ。
輪島朝市跡から車で約20分走ると「白米千枚田」へ。
白米千枚田からの道路はさらに海岸が隆起して昔あった249号線は土砂に覆われ道路を走ることが出来ず隆起した海岸線に道路を作り珠洲まで行くことが出来ます。
震災後、初めて249号線を走り珠洲まで行ってきました。
想像を絶する道、白米千枚田から珠洲までは第2章へ続く。
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