初の試みとしてビブスを導入!
先日、19日の午前中のことです。
従業員による「消防総合訓練」を実施しました。
今回は初の試みとしてビブスを導入!
ヘルメットも限られた消火係や通報係のみとしていましたが
大幅に増やしました。
「誰がどの担当で指示や誘導は誰がするのか?」
より分かりやすく、明確にすることで
一層、緊張感のある引き締まった訓練ができました。
まずは防火管理者である施設管理課長から訓練の概要と気をつけるポイントを説明します。
指示役、通報係、消火係、避難誘導係、お客様役を含め、役割ごとに明確に動きや誘導方法を再確認します。
そして、総支配人から訓練の意義や心構えについてです。
ピリッと気が引き締まり、緊張感が一気に高まります。
まもなく火災元を想定した客室を起因として感知器発砲放送が流れます。
今回初の大役を任された通報係のスタッフは緊張でドキドキのようです。
ピィー!!ファンフォンファンフォン!発砲です!
「火災報知器が作動しました。係員は・・」機械のアナウンスが流れます。
事務所に居合わせたと想定したスタッフ2名が即座に「指示リーダー」と「現場確認者」を担います。発砲エリアを2人で指差し確認「3階南客室、発砲確認!」「T係長!現場確認をお願いします!」
続いて消火係が駆けつけましたので、現場確認者を追いかけるように現場へ急行してもらいます。
続いて放送の指示です。「Nさん!館内一斉放送をお願いします!」「はい!」「只今、3Fの火災報知器が作動しました。係員が確認しておりますので、次の放送にご注意下さい。」3回繰り返します。
完璧でした♬
この日の訓練のために数日間練習にシュミレーションを重ねた成果がでました。はっきりとした大きな口調であわてることなく堂々とやり遂げました。よくやりました。本番に強い!!
日中を想定した訓練でしたので各セクションからスタッフが事務所へ駆けつけます。料理課スタッフは
ガスや火元を遮断し安全確認ののち合流します。現場確認者からの連絡がくるまで待機です。その間「火災」であった場合にすぐに動けるように避難誘導リーダーが各自に担当場所を再確認させます。「はい!○○2F北側客室を誘導します。」「○○!大浴場女子を担当します!」役割ごとにスムーズに共有確認が進みます。
その頃、現場では・・
ドンドン!ドンドン!
お客様!お客様!大丈夫ですか!?報知器が作動しています!
マスターキーで部屋を開け、火災を確認!消火栓からホースを出していきます。
ダメだ!炎が大きい!初期消火失敗!事務所へ連絡!2人はお客様の避難誘導を!!
ビビビィ!現場確認者から緊急電話を使った連絡が入ります!
3階〇〇〇号室から火災が発生!布団が燃えています!
初期消火失敗!お客様の避難誘導にうつります!
これを受けて、指示リーダーが事務所全体に聞こえるように大きい声で指示を出します。「3階〇〇〇号室から火災発生!Kさん、Aさん、各時へ避難誘導指示をお願いします!」避難誘導リーダーが即座に反応し、各時へ指示を出します。避難誘導開始です!
各階客室、大浴場、レストランと各所へ散らばります。
誘導スタッフが怪我をしてはダメです。迅速に動きつつもあせらず落ち着いた行動が大切です。
同時に「指示リーダー」が、火災断定の放送と消防への通報を「通報係」へ指示します。ふたたび「通報係」が大役です。「火災」断定のボタンを押します!ファンフォン!火災発生です!機械音がけたたましく鳴り響きます!マイクを握り「ただいま3階の〇〇〇号室から火災が発生しました。係員の指示に・・」そのあと、消防への通報です。「宿泊者数、発火元、負傷者の有無」など的確に通報します。落ち着いてこなせていました。
「火事だぁー!火事だぁー!」と叫びながら誘導場所へ向かいます。
こちらから逃げてください!玄関前駐車場へ避難してください!EVは使わないでください!
「こちらです!あわてないで落ち着いてください!姿勢を低くしてください!」と大きく手をふり避難場所を指し示します。
お客様の避難誘導が完了しました。指示リーダーが各所からの報告を受け、副隊長へ報告します。そして副隊長が自衛消防隊長へ最終報告です。お客様〇〇名、従業員〇〇名、全員避難誘導完了しました!けが人なしです!
日中の想定が終わったあとに、夜間想定も実施しました。日中とは違い数名で現場確認、消火、誘導を担わないといけません。こちらもベテランスタッフが的確にスムーズにやり遂げてくれました。
ゆくゆくは宿直を担当する新入職員もすぐ横に付いて先輩の姿を観察。よい模範となり多くのことを学べたようです。
最後に総支配人、防火管理者(施設管理課長)、副支配人から総評です。皆、息を切らしながら真剣に聞き入ります。大きなミスもなく指示、現場確認、消火活動、放送、誘導までスムーズに的確にできました。
何より、大きな声で手を振って誘導できていたことは評価できるポイントでした。もう少し、こうしたほうが良かったなども指摘しあいます。
新入職員も積極的に経験します。風上風下を計算して素早く消火できました。
今回初の「ビブス導入」でしたが気が引き締まるとともに「誰がどの担当で指示や誘導は誰がするのか?」が明確になったことで各自が任されたことへの責任と自覚がより強まりました。総じて皆からは「なんかいつも以上に締まった内容になったね、すごくスムーズだった。」などなど「やり遂げた!」という実感が大きな自信となった有意義な訓練となったようでした。
次回は「ビブスの色を増やして誰がみても一目で役割がわかるようにしたらどうか?」といった意見もでましたので早速、赤は指示リーダー、青は通報係、緑はお客様役などなどに振り分けてみたいと思います。より良いものにするために積極的な意見交換ができることは素晴らしいなと実感しました。
火災や震災などの有事は起きてほしくはないものですが、日頃の訓練の繰り返しがいざという時に役立つようにそして、お客様の安心安全を守れるよう、これからも定期的な訓練に努めていきたいと思います。
オフショット・・
「先輩!早いです!!」
「当たり前だ!ついてこい!」
「はい!」