初夏の日差し
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スタッフ名:榎本
タイトル画像は園内の風景ですが、新緑の瑞々しさを感じるよりも、日差しで蒸された草葉の匂いが漂ってくる気温が思い起こされます。
ついこの間までは寒い寒いと長袖を着ていましたが、この1週間ほどで、半袖でも汗ばむ陽気になってしまいました。すっかり初夏ですね。
桜がのんびりと散っていった後、遠目に見る山には藤の色が目立ち、道端にはよくたんぽぽが咲いています。
園内で見かけるたんぽぽには、特に茎が短いものたちが目立ちます。なんでも、人や獣がよく通る道に近い(踏まれることが多い)と、茎が短くなっていくそうです。
気のはやいたんぽぽは綿毛に変わったりもしていますが、まだまだほとんどのたんぽぽは黄色い花を満面に咲かせて、道端を彩ってくれています。茎が短くて密度が高いと、まるで絨毯のようですね。
マンサクの紹介でよく「黄色い絨毯」と表現していますが、背の高さもあわせて考えると、あちらはクッションや座布団かもしれません。
身近な花も、いつもと違う姿だと新しい発見があるものですね。皆さまの普段の光景の中にも、小さな違いを探してみてください!