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2020.07.31

梅雨の終わり

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スタッフ名:榎本

一覧画像のこのキノコは素人目にはドクベニタケに見えますが、図鑑等によると
「見た目が似たキノコが多いので判別は難しい」そうです。
長く続いた今年の梅雨もようやく明け、夏の暑気が、その梅雨を追いつかんばかりの勢いでやってきました。
日差しの中を歩いていると、もう融けてしまいそうな熱気です。しかし、そこはさすがの帝釈峡。木立の中に入ると、体感5度くらいは違う気がします。
そしてこの木立ですが、長く降り続いた雨のせいか、キノコが豊作で見ごたえがあります。
先日コテージ周辺を歩いた際に見つけたキノコたちを貼って、今年の梅雨への餞としたいと思います。
このいかにも「キノコ」な見た目のキノコは、生えて日が浅いうちしかお目にかかれない(成長に従って傘が開いていく=上に反って行くため)ので、見つけた時には一番テンションが上がります。
柄や傘の色、模様、質感、いろいろな外見が日数の経過とともに消えたり崩れたりしていくため、日が浅いほど図鑑や写真集のものに近い状態で現物を見られるからです。
また、帝釈峡の場合ですと、イノシシや猿やといった森の仲間共が齧った跡がよく見られます。
この写真のキノコは、柄のだんだら模様や根元のツボ状のふくらみからテングタケ科の何らかだろうなぁとは思うのですが、判然とはしません。強いて言えばガンタケじゃないかと思うくらいです。
これもこれでいかにもなキノコ。
テングタケ?
コテージ周辺の別の場所にはもっと大きいものも!(高さ20cm程)
これはコテージ周辺で一番生えていた辺りの写真です。
状態が悪いものが多く、当て推量も諦めたものになります。
コテージ前グラウンドゴルフ場にならぶ小さなきのこたち。菌輪になっています。
毎年20cmほど広がっていくそう。


以上5枚ほどご紹介しました。
本館前にもちらほら生えてはいますが、コテージ前の出現数は圧巻でした。
1つ見つけて、また奥に1グループ見つけて、・・・・・・といった具合にどんどん歩いてしまったので、これが童話や寓話なら妙なところに迷い込んでいたかもしれません。
しかし、ぱっと見で過半数が毒っぽいのは少し怖いところですね。コテージ・キャンプ場にご宿泊の際はBBQを楽しまれる方も多いと思いますが、くれぐれも現地調達はご遠慮ください。

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