~星の物語③~ 謎の使い手
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スタッフ名:大西
こんにちは!今年の七夕は生憎の雨でしたね・・・。
織姫と彦星はきっと私たちには見えない雲の上で
こっそりと会っていたのでしょう♪来年こそは晴れますように☆
さて今日も星座にまつわるギリシャ神話をお話します!
今回紹介するのは「へびつかい座」です。
・・・あまりピンとこない方も多いかもしれませんが立派な夏の星座です(^^;)
へびつかい座は以前お話したさそり座よりもう少し上の辺り。
さそり座の上にある五角形・・・将棋の駒のような形。
それがへびつかい座です!!(ぜひ調べてみて下さい)
このへびつかい座は太陽の神、アポロンの子供で
アスクラピウス という医術の神だと言われています
なぜヘビなのか・・・ということはハッキリしておらず
ヘビの毒すら良薬に変えてしまうから・・・など諸説あります。
では、それを踏まえてお楽しみ下さい♪
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アスクラピウスは幼いころから優秀で、賢者ケイローンの元で医術を学び
ギリシャいちの名医だと言われていました。
アスクラピウスは、それでも更に高みを目指し、医療を極めます。
そしてついに限界を超えます。
なんと、アスクラピウスは死んだ人を生き返らせてしまう技術を手にしたのです。
人々は喜びます。しかし、これを良く思わないものがいました。
それは冥土の王、ハデス。アスクラピウスが人を生き返らせてしまう為
冥土の国(死後の世界)に人々がやってこないからです。
困ったハデスは全能の神、ゼウスにこの事を伝えます。
ゼウスもこのことに関してはハデスに同調し
エスクラピウスが人々を生き返らせてしまう為、人が増えすぎてしまうと考えました。
そうしてアスクラピウスの上に一光の稲妻を放ち、
アスクラピウスは人々に惜しまれながら天へと昇り星座となりました・・・。
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以上がへびつかい座にまつわるギリシャ神話でした!
前回のコト座とはまた違う切なさがありますね・・・。
星座にも様々な事情があって大変だなぁ~と感じてしまいます(^^;)
他にも意外なエピソードを持っている星座があるかもしれませんね☆
前回『~こと座の物語~』