せおこの帝釈峡おもしろ発見!【No.5】
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スタッフ名:瀬尾
皆さん、こんにちは。レストランの瀬尾です。
先日、園地内を歩いているとひっつきもっつきに似た形の花を咲かせる植物を見かけました。
それがこちらです。
見るからに派手な色をしたひっつきもっつきですが、どうやらクロアザミという植物のようです。
ヨーロッパ原産の植物で、1970年代に日本で帰化したそうです。繫殖能力が高いため、土中の栄養や水分を奪い合うことで元々その土地で生息していたほかの植物を死滅させてしまいます。
また、家の庭などに出現した際、繫殖を防ごうと引き抜こうとしても深く生やした直根があるため、雨天の次の日など土が湿っている時期に抜くことをおすすめします。
クロアザミは派手な紫色の花ですが、毒性はありません。
主にコハナバチなどが蜜を運ぶ際、同時に花粉が運ばれて受粉します。
こちらの花が見られるのは、初秋までなので恐らく今月までとなります。
クロアザミの花言葉は、「ひとり者の生活」です。なんとも変わった花言葉ですね。
また、園地内にておもしろいものがありましたら紹介したいと思います。