「実りの秋」 どや!
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スタッフ名:小森克敬
一昨日(10月13日)、休暇村から車で20分の場所にある竹野町の二連原地区で、ここ数年恒例の収穫体験イベントが行われました。休暇村からは11人のお客様とスタッフ1名(私)が参加。
今年は開催時期が少し早いので、川沿いの柚子はまだ緑色。「それでもぜひ!」という方には、遠慮なくお持ち帰り頂きました。
ザクロは数が少なかったので、ひと家族1個限定でしたが、丁度食べごろ。(写真を撮り忘れました)
川向うにたなびく野焼きの煙がいい感じ。
夏の終わりから漁期に入るモクズガニ。
川の蟹と言うと、沢ガニのような小さなサイズを連想しますが、モクズガニは甲羅の幅が10センチ以上。
お客様からは「ヒャー」とか「ほ~っ」と歓声が上がっていました。
大鍋で茹でられ、真っ赤になったモクズガニは、この後、皆様の昼食となって・・・・。
上海ガニのような濃厚な味がお楽しみ頂けます。
これは何でしょう?
「サツマイモです」
って・・・・・。
こんな大きなサツマイモ、見た事あ~りません。
しかも、これ1個じゃなくて、掘れば掘るだけ、こんなビッグサイズが出てくるんです。
興奮して掘り過ぎて、持ち帰るのに苦労していたお客様が多かった事は、言うまでもありません。
上手にくり抜けば、ハロウィーンのジャック・オ・ランタン(かぼちゃのお化け)サツマイモ版が作れそう!
2年前、同じ畑でミッキー・ジャガイモが収穫された事も。
今年は「収穫」だけじゃない!
昨年までは、野菜やカニなど、秋の実りを収穫し、参加者と地域のみなさん一緒に、昼食(炊きたての新米や田舎のお惣菜)を食べると言うイベントだったのですが、今年はプチリニューアル。
江戸時代(以前かも?)から、二連原地区に鎮座する天満宮の秋まつりが、10月14日に開催されるので、前日の準備をお手伝いしちゃおう。 ・・・と。
車道から急な斜面や石段を上った先にある小さなお社。
そこへ、お社の周りを囲う布や御座、幟や御簾(のような物)。その他、何だか分からない物も含めて運び上げます。物凄く古そうな太鼓もありました。
そして二連原地区の方の指導のもと、飾り付けを行ったのですが、これがどうも怪しい。
「これはどこに飾りますか?」「中心はどこに合わせればいいですか?」
参加者の方から次々と質問が飛ぶのですが、回答が何やら心もとない感じ。
「まあ、とりあえずやってみて」「1年ぶりだからどうだっけな」
ただ、そのおかげ(?)で、参加者11名の一体感が高まったことは間違い無く、和気あいあいと楽しい時間を過ごす事が出来ました。
二連原地区は、7世帯だけの小さな集落です。
年に1回とは言え、秋まつりを継続するのって、様々な面で負担が大きいんだろうなぁと想像します。
今回、一方的で部分的にお手伝いをさせて頂いたのですが、二連原の方は(たぶん)喜んでくれたのではないかと感じました(違っていたらゴメンなさい)。 そして、お手伝いの見返りと言っては何ですが、二連原産の秋の恵みを沢山いただいて帰路に着くと言う究極の物々交換。心が満たされた秋の1日でした。
収穫の「秋」を持ち帰りたい方は・・・・
休暇村から車で45分の場所にある、ファーマーズマーケット「たじまんま」がオススメ。
JAさんの系列で、但馬全域から新鮮な野菜や花、但馬牛や加工品などが持ち込まれ、お手頃な価格で販売されています。
休暇村から、大阪や京都方面へ向かう途中なので、帰り道の買い物にも便利です。
■ファーマーズマーケット「たじまんま」■
住所: 兵庫県豊岡市八社宮490
電話: 0796-22-0300
営業: 午前9時から午後6時
休日: 毎週火曜日