「寿日記」vol.298/興味津々18
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スタッフ名:ボイジャー中野
本日の天文噺は人間が作り出した「探査機ボイジャー1号」のお噺です。
2026年11月にボイジャー1号が地球から1光日(光が24時間で進む距離)のところに到達するというニュースが僕の耳に入ってきた。kmで言うと約259億km。これは恐ろしく奇跡に近い、そして謎だらけの現実です。人工物でいうと最遠地です!そして奇跡は何となくわかると思うのですが何故に謎なのか!?今回はこの謎についてのお話です。
近年スマホは誰でも持っていますがその寿命は数年、人工衛星ですら約十数年といったところ。なのにボイジャーは50年前の技術で現在も宇宙の1光日先の最前線で稼働している。常識的に考えれば通信や制御もとっくに限界なず。なのにこのボイジャーは止まることや壊れることを知らずに
今もなお地球と通信している。1970年代産とは思えないのだ!
さらに深堀りすると、コンピュータの性能は電卓以下、メモリーは数KB、処理能力も現代の家電以下というのに「探査」「通信」「姿勢制御」「エラー回避」を全て受け持っている。ちなみに姿勢が数mmずれると地球との通信は出来なくなる。
GPSもない時代に地球の方をピンポイントで向いて通信を送り続けている。これを狙って作ったNASAに拍手です!
そして動力は原子力電池で50年以上電源ONのまま動いている。もしこれが太陽電池ならとっくに停止してます。通信技術にしても約259億km先の地球と通信出来ている段階でもう意味不明。ちなみに送信出力は電球以下やのにです。まぁさすがに通信速度は地球までは23時間以上かかりますがそれでも光の速さで1日かかるところからなので光速と言って問題ないと思います。
とまぁザっと奇跡の探査機をご紹介しましたが、僕はこのような話しが大好物なんです。他にも身近なところでいうと「国際宇宙ステーションが2030年に現役引退」とか、前にも書きましたが「宇宙服は中古」とか、知ってても何の得にもならないですがロマンに溢れてます。そのロマンを胸に、今日もボイジャーがいる宇宙を見上げながら望遠鏡を動かすとしよう。
■ウミホタル鑑賞会のあとに
■スターウォッチング
■場所:休暇村南淡路 天文台ポラリス
■時間:20:00~20:45
■予約:不要(本館・キャンプ場に宿泊のお客様限定イベント)
※雨天・曇天など星が見えない日はDVD上映を実施