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2022.11.12

休暇村に泊まっていく四国お遍路第5弾〈地蔵寺〉

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スタッフ名:加島

スタッフ加島がお送りする四国お遍路シリーズ第5弾目!
今回紹介するのはお隣徳島県にある五番札所「地蔵寺(じぞうじ)」です。
嵯峨天皇の勅願により、弘仁12年弘法大師が開創されました。大師は、自ら約5.5センチの勝軍地蔵菩薩をお彫りになり、本尊に安置したと伝えられています。その後、淳和天皇、仁明天皇の3代にわたり天皇家が篤く帰依され、さらに紀州・熊野権現の導師を務めていた浄函上人が霊木に延命地蔵菩薩像を刻み、その胎内に大師作の勝軍地蔵菩薩を納められたとも伝えられています。この勝軍地蔵菩薩の信仰から、源頼朝、義経をはじめ数多くの武将たちが多くの寄進をしています。これらの寄進により寺領は拡大し、阿波、讃岐、伊予の3ヶ国におよそ300を数える末寺ができ、塔頭も26寺にのぼったと伝えられています。
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その後、歴代の住職や僧侶、信者たちの尽力により堂宇が整備拡充され、いまでも寺領は40,000平方メートルにもおよぶ古刹となっています。本堂左の参道をとおり、石段をのぼったところが奥の院で、ここが羅漢堂であります。1775年の創建で、日本最大の五百羅漢堂です。今現在200程の仏の弟子がさまざまな喜怒哀楽の表情で並んでいます。また、境内の大銀杏の樹齢は800年を超え、母なる大木につつまれるように歴史が刻まれています。
次回は六番札所「安楽寺」を紹介いたしますので楽しみにお待ちください。
「アクセス」
住所 〒779-0114 徳島県板野郡板野町羅漢字林東5
駐車場 あり
休暇村から約30分
地蔵寺のホームページはこちら
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地蔵寺のホームページはコチラ

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