東山魁夷ブルーに出逢った! ~早春に五色沼を訪ねる
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スタッフ名:高梨
どの季節でも美しい姿を見せてくれる五色沼湖沼群ですが、樹木が芽吹く前の3~4月は一層色が冴えわたり、心躍る探訪となります。それで最近、五色沼自然探勝路全3.6㎞を歩いてきました。
これは私の個人的な楽しみ方になりますが、道中、私には日本の国民的風景画家、東山魁夷の絵のイメージ(特にブルー)が幾度も思い起こされ、また同様に北欧フィンランドの国民的作曲家、ヤン・シベリウスの音楽の一節も心の中に響いてきます。
ともに「森と湖」に切っても切れない関わりのある芸術家であり、裏磐梯や五色沼も、まさに「森と湖の国」だからです。
では早速、五色沼自然探勝路にある名称の付いた8つの沼の今の色を、東側の入り口から順にご紹介いたしましょう。
(今日の写真は、すべて2021年3月30日、黄砂で遠くがかすむ日の撮影です)
次に、色だけでなく各沼全体の、今のたたずまいをご紹介します。
- 1、毘沙門沼
最大、最下流の沼で、すべての沼の色を統合した、青緑系の色をしています。
- 2、赤沼
最も酸性の強い沼で、周りには赤い鉄分の沈着があり水は鮮やかな抹茶色です。
- 3、深泥沼
ひとつの沼が、青系、緑系、赤系(鉄分)の三色で構成される不思議な沼です。
- 4、竜沼
弁天沼と柳沼からの異なる水質の融合で、幽玄な雰囲気をたたえた沼です。葉っ ぱが茂りだすと見えにくくなる沼です。
- 5、弁天沼
広々として鮮やかな色の優美な沼。私には「白馬」が幻のように見えます。
- 6、瑠璃沼
最も源流に近く深い青色をしていますが、逆光で見えにくいことが多いです。
- 7、青沼
弁天沼の色(青色)に白色を加えたようなパステルトーンの沼です。
- 8、柳沼
ただ一つ中性の水質の沼で、魚類や植物プランクトンが多い、緑色の沼です。
さてどの沼や景色が、東山魁夷トーンなのか、シベリウス的情景なのかは、指摘できそうで、なかなかできません。でも探勝路を全部歩くと、どなたも納得できることでしょう!
最も鮮やかな色合いを見せる今の時期、ぜひ五色沼自然探勝路を歩いてみてください。
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