裏磐梯の四季とゴルドベルク変奏曲
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スタッフ名:上村
いつも休暇村裏磐梯スタッフブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
連日、春の陽気という言葉がふさわしいほどに、暖かい日が続いています。道端をよく見ると、なんとフキノトウが顔を出しているではありませんか。
今回、(そういえば、あまり行くことがなかったなとおもい)自動車で曽原湖のさらに北、曲沢沼まで
向かってみました。
二月まで、曽原湖や曲沢沼は雪と氷で覆われていました。
しかしながら、現在はご覧のとおり、水面の雪と氷は完全に融け、水鳥たちの憩いの場所として賑わっていました。沼に注がれる小川のせせらぎが心地よい音を奏でていました。
このとき、運転中に車内で聴いていた音楽は、J.S.バッハ作曲の「ゴルドベルク変奏曲」という音楽です。
ゴルドベルク変奏曲は、不眠症に悩む、とある伯爵のためにささげられたとされる作品です。変奏曲とは、ある一つのメロディーを主題とし、そのメロディーにアレンジを組み込み、様々なヴァリエーションを生み出して作曲されます。ゴルドベルク変奏曲も例外ではありません。このバッハの作品は、はじめ上品で優しい旋律が主題として奏でられ、それ以降はこの旋律をもとにした30曲もの変奏曲が奏でられます。そして、最後は原点である上品で優しい旋律に戻ります。まるで四季のようですね。
よく考えると、四季を通した裏磐梯の自然の変化も、変奏曲のようなものだと考えられます。
同じ「磐梯高原」という土地を主題とし、それが春夏秋冬、もっと短いスパンで見れば朝昼夜、晴れの日と雨の日とで様々な自然の変奏が行われているように感じます。
春は紹介したので、夏(初夏)の五色沼。青と緑が美しい。
秋の、曽原湖側にある釣り場にて。黄金色に輝いています。
同じ秋でも、晩秋は、落葉松の落葉と、灰色の曇り空が哀愁をさそいます。
冬は、一転して銀白色の雪景色へ。この長い冬を経て、再び暖かい春が訪れるのです。
裏磐梯は、四季を通して様々な変奏を奏でてくれます。皆さんのお気に入りの、裏磐梯の変奏が見つかりますように。