冬の珍・風物詩 ~猪苗代湖のしぶき氷
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スタッフ名:高梨
厳しい冬の季節風が吹き続けると、猪苗代湖東岸にしぶき氷が成長します。
湖や海の波が岸に打ちつけ、波しぶきが氷となって岸の樹木や岩などにつららのように付着するのを「しぶき氷」と呼んでいます。
(↑上は浜路浜のものです。)
(↑天神浜)
このしぶき氷、大きく成長するにはいろいろな条件があるようです。
湖では、まず、大きな湖でないとしっかりと波が立ちませんし、寒すぎて全面結氷するようでは波が立ちません。また火口湖・カルデラ湖のような窪んだ湖面では、風が湖面上空を過ぎ波が立たない場合もあります。冬の季節風が吹き抜ける西から東の方向が広々としている湖だと理想的です。
(↑天神浜)
そうした条件に合致するのは、中部・東北・北日本の標高のある程度高い、大きな湖となりますが、猪苗代湖はそれらの条件がよく合い、見事なしぶき氷ができます。
他には、支笏湖、洞爺湖、中禅寺湖、琵琶湖に見られる位で、かなり珍しいものと言えます。
猪苗代湖では、東岸の天神浜、浜路浜などがよくできます。
以下、風と水と寒さのコラボが創造する冬の造形を、とくとご覧ください。
(↑浜路浜、天神浜、天神浜の順です。)
浜路浜のものは前年12月29日、天神浜のものは今年1月6日に撮影しました。
天神浜のしぶき氷が一番規模が大きいですが、遠浅の浜のため波が砂を巻き込み、やや濁った色の氷となります。
ともに、撮影日の2,3日前に最低気温ー5~−10度、最大風速10~17mを記録しており、その後の好天だったので、チャンスとなりました。
猪苗代湖は、車で郡山から約30~50分、休暇村裏磐梯から約30分です。天神浜のものは、駐車場から1㎞ほど雪上を歩きます。氷が固くて歩きにくく、転びやすいので注意が必要です。