裏磐梯季節の花だより ~ これから咲く野草
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スタッフ名:高梨
山で花を楽しむには一番良い季節になりましたね!
裏磐梯も野草探訪が楽しめる所ですので、今日はこれからの裏磐梯の代表的な野草をいくつか紹介します!
ただ、裏磐梯の自然はわずか135年前の噴火による岩なだれの上にできた小さな起伏が縦横に入り組んだ大地ですので、信州の高原などのような溶岩台地や高層湿原の単調な地形ではないため、花の大群落は形成されません。
「街角を歩いていたら、突如懐かしい人と出会った」という感じにも似た、花との出会いが楽しめるのです。
7月から8月にかけて、だいたい花が咲く順序に並べてみます。
1 バンダイクワガタ 6月中旬~7月 磐梯山の標高1400m以上のところに咲く特産種。
2 ノアザミ 6月中旬~8月 山の湿地に多い。白花もあります。
3 ヤナギラン 7月上旬~8月上旬 裏磐梯スキー場や八方台に多いです。
4 エゾアジサイ 7月上旬~8月上旬 休暇村周辺に多いです。
5 オカトラノオ 7月上旬~8月中旬 虎のしっぽのような花穂の曲がり具合がおもしろい。
6 ノリウツギ 7月中旬~8月中旬 裏磐梯に多いです。似た花が多いので検索しましょう。
7 オオウバユリ 7月中旬~8月下旬 ヤマユリなどとはかなり違うユリ科。休暇村周辺に多い。
8 エゾミソハギ 7月下旬~9月上旬 湖の周辺などに多い。裏磐梯では「盆花」とも。
9 ジュンサイ 7月下旬~9月上旬 水生植物。若芽は食用で有名。
10 コバギボウシ 7月下旬~8月下旬 湿地の植物。涼しげな青紫色です。
11 ヤマユリ 7月下旬~8月下旬 裏磐梯の原野に多い花ですが、最近減少傾向か。香りが独特。
12 ツリフネソウ 8月上旬~9月中旬 裏磐梯では、黄色のキツリフネも咲きます。
以上の花以外に、裏磐梯で大きな群落をつくる花は、雄国沼の湿原植物と湖畔の湿性植物があります。実は、代表的な雄国沼のニッコウキスゲですが、今年は不作の年となりました。ここ数年豊作が続いていたので群落密度が高くなりすぎぬよう、自然が上手に調整したのです。過密状態は、植物群落にも不都合が生ずるのです。
そういえば、2年前の雄国沼のコバイケイソウもものすごい大豊作でした。今年は静かです。
(見出し写真は、2021年のニッコウキスゲでした。)
9月以降の花は、また次の機会に紹介します。