ゆるり途中下車の旅Vol.2~三瀬谷駅(紀勢本線)
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スタッフ名:川勝
特急は停まるもののポツンと小さな無人駅
名古屋方面から休暇村南紀勝浦まで公共交通を利用してお越しになる方の大半はJR紀勢本線の特急「南紀」号を利用されます。途中の松阪まではおよそ街の中を走りますが、松阪の次の停車駅-多気(たき)駅を過ぎるとしばらくは山中を走ります。そして多気の次の停車駅が三瀬谷(みせだに)駅なのですが、ポツンと小さな駅舎があるだけの無人駅で、以前からここを通るたびに気になっていました。
今回、三瀬谷駅で下車する機会がありましたのでその様子をお伝えします。
駅周辺を地図で確認
上の地図は国土地理院発行の地形図です。中心よりやや上のあるのが三瀬谷駅です。駅の周囲は空白になっていますが、少し離れると建物が密集していることがわかります。そして駅の南側には「道の駅」の文字が見えます。そしてその前には国道が走っていて道の駅西側には役場、消防署、図書館、郵便局と並んでいることがわかります。さらには自動車道のインターチェンジもすぐ近くにあり交通の要衝となっていることがわかります。ポツンと寂れていたのは駅周辺だけ、ということになりますね。
国道42号線沿いに役場と道の駅が並ぶ。写真ではわかりませんが、向かいにはコメリさんもありました。
道の駅奥伊勢おおだい。観光案内書も併設されていました。店内では農作物を中心とする地元産品が販売されていました。休暇村南紀勝浦でも取り扱っている大内山乳業さんの製品もありました。レストランも併設されています。
駐車場内にはバス停もあり、過去には中長距離バスの休憩停留所にもなっていました。
道の駅の偵察は一通り終え、歩いて国道を南方向(尾鷲方面)に歩いて進んでいくと大きな橋に出ます。ここは先ほどの地図にある「舟木大橋」で、下を見ると足がすくむほど高い位置に架かっています。川の上流に目をやると緑色の鉄橋の向こうにダムが見えます。道の駅から5分と歩いていないのですが景色が一変しました。
ダムの近くまでやってきました。ここは三瀬谷ダムで昭和41(1966)年に完成したそうです。地図では「三瀬谷発電所」と書かれている所です。
発電所とその敷地内に入ることはできませんが、ダムにかかる道は通ることが出来ました。間近に見るとその大きさがよくわかります。
ダムにかかる道から下流側を見ると先ほどの舟木大橋から見えた緑色の鉄橋が見えます。道の駅から大して歩いていないのですが、秘境ムードが漂います。
ちょうど紀伊勝浦から名古屋に向かう特急「南紀」がやってきました。ここは有名な撮影地のようで駅のポスターなどで過去に見た記憶があります。もっと山奥で撮られたものかと思っていましたが意外にも街からさほど離れていないところにありました。
もう少し時間に余裕があれば熊野古道(伊勢路)三瀬坂峠にも行きたかったのですが、列車の時間の関係上、今回は駅に引き返すこととしました。
おわりに
気になっていたポツンと駅ですが、降りてみて実は街の中心部に存在していたこと意外と街中にあったことや、しかし、少し歩くと大自然に包まれるような所であることがわかりました。
途中下車とはいえ、列車本数の少ない線区なので、2時間以上空白となる時間帯もあります。あらかじめ列車の時刻をよくお調べのうえお出かけください。
交通
三瀬谷駅までJR紀勢本線で名古屋駅96.5km、特急南紀号で約1時間45分
三瀬谷ダムまではJR三瀬谷駅より1.4km、徒歩約20分
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