熊野川舟くだり その2~川の熊野古道を行く~
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スタッフ名:乾
前回に引き続き、今回は“川の参詣道”として知られる「熊野川舟下り」の後半をご紹介します。
熊野川舟下りご紹介 前半はこちら
柱状節理のあとの見どころの一つ、「骨嶋(ほねしま)」です。真っ白で骨のように白いことからこの名がついたようですが、熊野権現に斬られた鬼神の骨だと言われています。
骨嶋には上陸する時間があります。まじかで見ると巨石が並んでいるさまが確かにリアルな背骨っぽい感じがします。
骨嶋には登ることもできます。岩の上より振り返ってパシャリ。
流れの強い「激しい川」ではありませんが、ゆったりと雄大に流れる川はとても澄んでいてきれいです。
ハイライトの一つ「釣鐘石(つりがねいし)」です。ちょうど、大きな岩が岩壁にぶら下がるようにあります。伝説ではこの石が落ちると世界が滅ぶと言われているそうです。なんと恐ろしい…!
ここにも15年前の大水害の跡が見られます。コンクリートの塊で見られるのはかつてこの上を走っていた道路の残骸です。
今回のコースの中でも特に流れの早い場所です。船が上下に揺れて遊園地のアトラクションのようです。
「南紀の石切り場跡」。ここから切り出された石の一部は大阪湾まで運ばれ、関西空港埋め立ての基礎の一部となったそうです。こんな遠くから!と驚きの声が上がります。
行程も終盤に差し掛かり、ここで小休止。舟の動力であるモーターを停めると、船は自然の川の流れに沿ってゆっくり航行します。聴こえてくるのは、鳥の鳴き声と川のせせらぎだけ。船頭さんが笹笛を披露してくださいました。昔の人はこうした自然の音を楽しみながら川舟下りを楽しんだのでしょうか。ちなみに今は90分で航行するこの行程は、かつての手漕ぎ舟だと4時間ほどかかったそうです。
写真の背景になっている山は権現山といわれ、この裏手に神倉神社や熊野速玉大社が鎮座する聖なる山です。
昼嶋(ひるしま)です。熊野権現がランチをした場所ということでこの名がついています。熊野権現と天照大神が碁を楽しんだところともいわれており、つまり神様の休憩所だったそうです。
最後の見どころ「御船島(みふねしま)」。熊野権現が現れる霊地で、熊野速玉大社の例大祭である御船祭の際は御神幸船がこの島を三周まわります。これは神様の降臨を再現しているそうです。左奥に見えるのは浄水場の取水堰です。
ゴールが見えてきました。赤い橋の向こうには太平洋が広がります。
2回に分けてご紹介した川舟下りの旅、いかがでしたでしょうか。川舟下りはインターネットから予約をすることができます。今年度の営業は11月末まで。すでに満枠の日程もございますが、こまめにチェックしていると空きが出る場合もあります。当館お越しの際の観光にぜひいかがでしょうか。
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