みちのくひとり旅74 長者滝橋
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スタッフ名:吉田
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今回紹介するスポットは一関市の名勝、厳美渓に架かる一つの橋「長者滝橋」です。
写真だけ見ると、「なんだ、何の変哲もない小さなコンクリート製の道路橋じゃないか」と思うかもしれませんが、この橋は「竹筋コンクリート」製の日本で数えるほどしかない建造物の一つです。
長者滝橋は昭和14年に建設された橋で、物資不足の当時、通常のコンクリート橋に使われる「鉄筋」ではなく引っ張りに強い竹が使用された「竹筋」が使用されています。
この様な橋は全国的に見てもかなり珍しく、登録有形文化財にも指定されています。
この橋は名勝厳美渓の滝の一つで、奥州藤原氏の時代、金を商い巨万の富を得た「大すみの長者」が、盗賊に備えこの地の滝に宝物を隠したという伝説から生まれた「長者滝」の上に架けられたことから「長者滝橋」と呼ばれています。
歴史ある竹筋コンクリートの長者滝橋から眺める磐井川の流れと荒々しい岩の様子は力強くも美しい自然を感じる事が出来ます。
皆様も是非岩手の誇る名勝・厳美渓を訪れた際は少し上流部にあるこの竹筋コンクリートの長者滝橋へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
今の時期は両岸から枝垂れる藤の花が咲いて荒々しい磐井川の流れと相反する藤の美しさに魅了されるはずです。
磐井川の荒々しい流れと相反する観る者を魅了します