氷濤まつり~見どころ紹介④~
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スタッフ名:山口
氷濤まつり開催まで、残すところ2週間!!
毎日、氷の分厚さが増えていき、氷像の形もだんだんと見えてきました。
今回は、まつりを開催するにあたり
環境と共存するイベントを目指し、行っている「取り組み」についてご紹介いたします。
環境と共存するイベントを目指した「環境配慮活動」
今年度、支笏湖地区では全国6番目となる「ゼロカーボンパーク」の登録を行いました。
この豊かな自然環境を、足を運んでくださる皆様とともに守り、後世にも伝えていきたいと考えています。自然豊かな支笏湖の自然の中で、美しい氷像づくりを続けていくため様々な環境への配慮や負担軽減につながる取り組みを実施しています。
ライトアップは水力発電100%
支笏湖ブルーの美しい氷像は、支笏湖の水を水中ポンプで汲み上げて製作しています。
会場内に数多く配置されているライトの電力は
すべて支笏湖の水で作り出された水力発電のエネルギーにて稼働しています。
森づくりと資材の確保
2022年、支笏湖地域では、支笏湖周辺の森林の整備をボランティアで行う「多様な森の活動に関する協定」を石狩森林管理署と結びました。
豊かな森を作り上げる上で不要な樹木を伐採し、森づくりを行う過程で出てくる木材を氷像の建築資材として活用しています。
会場内には北海道らしい「シラカバ」の木を数多く使用していますが、これらはすべて支笏湖の「森づくり」の過程で出てきた木材です。
「プラスチック製漁網」から「天然素材の土にかえるネット」へ
氷像づくりの際に必要な「網」を、環境配慮型へ一部変更しました。
プラスチック製の網だと、片付けの際に万が一、会場へ残ってしまった場合、
ゴミとなり景観の悪化させてしまうほか、鳥など動物たちが誤飲してしまう可能性がありました。
自然にかえるバイオマス素材のため、万が一回収しそびれてしまっても、将来的に安心です。
2024氷濤まつり「氷の美術館」ホームページはコチラ
長く、自然環境を保ちながら「氷濤まつり」を続けていくためにも
私たちにできることを少しでも見つけ、地域への貢献、環境への貢献に力を入れています。