先日、新札幌駅からバスで約15分のところにある「北海道博物館」へ伺ってきました。
チケットを買って入るとすぐに、マンモスゾウとナウマンゾウがお出迎えしてくれます。
この2種が共存していたなんて、想像するだけで圧倒される…!
北海道では、本州との共通性がみられる縄文時代が終わると、続縄文文化、オホーツク文化、擦文文化、そしてアイヌ文化へと、本州とは異なる独自の文化へと発展していきます。
東京出身のわたしにとって、弥生時代とは異なる馴染みのない文化や、「蝦夷」からの視点でみる歴史など、知らないことが多く、とても勉強になりました。
その土地の博物館に行くと、「日本の歴史」と一括りにはできないなとつくづく思います。
さらに、江戸時代から徐々に失われていったアイヌの文化、「蝦夷地」から「北海道」への開拓、そして北方領土や千島列島、サハリンといったロシアとの国境問題など、とても興味深く、考えさせられるものが多かったです。
600円と良心的な入館料で北海道の歴史をかなり堪能できるので、機会があればぜひ伺ってみてください。
北海道博物館 公式HP